食べられる植物ってめっちゃいいですよね。
私は浅ましい人間なので、食べられない実がなる植物を見ると、「実がなっても食べられないなら意味ないよな…」と思ってしまうタイプです。

最悪、葉っぱは食えなくても大丈夫なんですが…
そんな私にとってローズマリーはいい匂いがするし、見た目が可愛いし、葉っぱが食べられるという神植物。
しかもローズマリーは挿し木をすれば簡単に増やせます。
皆さんも、そんな神植物を増やしたいですよね?
ということで、今回はローズマリーの挿し木のやり方について解説していくので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。



このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らす夫婦(デザイナー妻とライターの夫)が運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
ローズマリーの挿し木に適した時期は?


まずはローズマリーの挿し木には適した時期を知っておきましょう!
基本的に暖かい時期がいいのですが、真夏は暑すぎて失敗してしまう可能性があるので、5~6月、もしくは9~10月が最適と言われています。
もちろん、エアコン等で最適な室温が保てるなら上記以外の時期でも大丈夫です。



我が家はヒートマットとエアコンで保温できているので、1月に挿し木をしました!


ローズマリーの挿し木のやり方


ということで、ローズマリーの挿し木の方法について解説していきます!
挿し木に必要なものは以下の通りです。
- 剪定バサミ
- 土
- 小さめの鉢(3号鉢くらい)
- 活力剤(なくても大丈夫です)
作業は下記のような流れでしていきます。
- ローズマリーの枝を切る
- 土に刺さる部分の葉っぱを取り除く
- 水に1時間くらい浸ける
- 鉢に土を入れて水をかけておく
- 挿し穂を植える
この工程それぞれについて、簡単に解説していきますね。



実際に作業をした際の写真も見れます!
ローズマリーの枝を切る


まずはローズマリーの枝を切っていきましょう。
ある程度育ったローズマリーは根元のほうが木化していて、新しい葉っぱが生えないので、先端から15cmくらいで切るのがおすすめです。



長めに切って分割してもOK!
また、水を吸いやすくするため切り口は斜めに処理しましょう。
ちなみに、剪定バサミは「ミニチョキ」という商品を使っています。
土に刺さる部分の葉っぱを取り除く
次に土に刺さる部分(5cmくらい)の葉っぱを取り除きます。


採った葉っぱは食べてしまいましょう。



後日鮭のホイル焼きにぶち込みました。
超うまい!食える草は正義!
水に1時間くらい浸ける


切り口を水に1時間くらい浸けて吸水させます。
ちなみに、このときに活力剤を薄めて吸わせると発根する確率アップ!
今回は定番のメネデールを100倍希釈して使いました。





メネデールはAmazonでも購入可能です!
鉢に土を入れて水をかけておく


植え付ける前に鉢に土を入れて、じゃぶじゃぶ水をかけておきます。
土はできれば肥料が入っていないものを選ぶのがいいですが、そこまで厳密にやらなくても発根するので大丈夫です。



ローズマリーは強い。
今回は、いつも愛用しているプロトリーフの「室内向け観葉・多肉の土」を使いました。
肥料は入っちゃってますが、かなり水はけがいいのでローズマリーに適しているかなと思っています。


園芸店やホームセンターによってはハーブ向けの用土が売っているので、手元に土がない場合はそういったものを選んでみるのもおすすめです。
挿し穂を植える
最後に水につけておいた挿し穂を土に植え付けて行きましょう。
植え付ける際はお箸などでプスッと穴を空けておくとやりやすいです。


複数植え付けるときは、あまり密集しすぎないように、2~3cmくらい離して植え付けます。
植え付け終わったらたっぷりと水やりをしましょう。
その後の管理


挿し木をした後、1~2週間くらいは直射日光が当たらない明るい日陰で管理しましょう。
発根するまでは毎日水やり・葉水してOKです。
大体2週間くらいで根っこが生えてくるので、その後は土が乾いたら水やりをするようにします。



発根してるか確認したくなりますが、抜き挿しすると痛むので、ぐっと堪えましょう…!
2週間くらいして、軽く引っ張ってみたときに抵抗を感じれば発根している目安になります。
楽しいグリーンライフをお送りください!
ということで、今回の記事ではローズマリーの挿し木の方法について解説していきました。
今回の記事を簡単にまとめると以下の通りです。
- 剪定バサミ
- 土
- 小さめの鉢(3号鉢くらい)
- 活力剤(なくても大丈夫です)
- ローズマリーの枝を切る
- 土に刺さる部分の葉っぱを取り除く
- 水に1時間くらい浸ける
- 鉢に土を入れて水をかけておく
- 挿し穂を植える
ぜひ参考にしてみてくださいね!