3Dプリンター鉢の作り方|Creality「Ender-3 V3 SE」を使用

当ページのリンクには広告が含まれています。
みどバード

皆さんは「人生でやりたいことリスト」作ってますか?

筆者はこの間作ってみたんですが、「腰が抜けるほど美味しいカツ丼を食べる」の次に思いついたのが「3Dプリンターで鉢を作る」でした。
(カツ丼はシンプルに好き)

調べてみたら最近は数万円で3Dプリンター鉢が買えるらしいので、早速Creality Ender-3 V3 SEという製品を買ってみました。

その後、実際に鉢を作ってみたところ。めちゃくちゃ難しい…。

みどバード

仕事柄わりとPC作業や機械の調整などをよくするんですが、それでもかなり難しかったです。

「これは苦戦する人めちゃくちゃ多いだろうな~」と思ったので、この記事では下記について解説していきます。

この記事の内容
  • 用意するもの
  • 3Dプリンター鉢作りの流れ
  • 筆者がやらかしたミス集
みどバード

このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らすデザイナー夫婦が運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!

我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
我が家の植物たち
previous arrow
next arrow
 
ジャンプできる目次

自作した3Dプリンター鉢

みどバード

まずは「3Dプリンター鉢ってどんなもの?」という方向けに、我が家で作った鉢の写真をお見せします!

これは鉢じゃなくて土入れ

用意するもの

みどバード

続いて、用意するものを解説していきます。

用意するもの
  • 3Dプリンター
  • フィラメント
  • CADソフト
  • スライサーソフト

3Dプリンター

みどバード

なにはともあれ、まずは3Dプリンターを用意しましょう。

冒頭にも書きましたが、我が家ではCreality Ender-3 V3 SEを使用しています。

これ以外を使ったことはありませんが、初心者でも印刷できているので、多分使いやすい製品であることは間違いないです。

他にもいろんな種類の3Dプリンターがありますが、価格的にも手を出しやすいので、何がいいかわからないならとりあえずこれをおすすめします。

フィラメント

3Dプリンターはフィラメントという材料を積み重ねて造形していきます。

3Dプリンター本体にもお試し用のフィラメントがついていますが、少ないので一緒に用意しておきましょう。

みどバード

我が家で使っているフィラメントを一部紹介します!

CADソフト

CADソフトは3Dデータを作るときに使います。

3Dデータのソフトといえば「Blender」等の3DCG制作ソフトが有名ですが、3Dプリンターで使うのはCADソフトがメイン。

みどバード

何となく「みんなBlender使ってるんだろうな~」っと思っていたら違ってびっくりしました。

どうやら調べてみると、3DCG制作ソフトはあくまでCGをキレイに作れるように特化しているので、3Dプリンター用のデータを作るのには若干癖があるらしいです。

とはいえ、Blenderを使っている人も結構いるので、好きなソフトがあればそれを使ってOKだと思います。

特に使いたいものがない人はFusion360というCADソフトがおすすめです。

みどバード

とりあえず皆これ使ってるから多分間違いない。

ただ、初心者に使いにくいソフトなので、YouTubeなどで使い方を調べながらじゃないと訳わからないと思います。
(調べても訳わからないかもしれません…)

筆者は仕事でPhotoshopやIllustratorを使っていて、こういうソフトには慣れていると思ってたんですが、めちゃくちゃ苦戦しています。

スライサーソフト

スライサーソフトは3Dデータをプリンターに読み込めるデータに変換するときに使います。

メーカーごとにスライサーソフトを出していることが多いので、基本はそれでOK。

みどバード

Crealityの3DプリンターはCreality Printというソフトが使えます。

それ以外にも「UltiMaker Cura」というフリーソフトが有名なので、こちらもおすすめです。

我が家で使用した感じだと、

  • Creality Print:設定できる項目が少ないが印刷時間は短い
  • UltiMaker Cura:設定できる項目は多いが印刷時間は長い

という感じでした。

みどバード

印刷スピードや積層ピッチなどの設定はほぼ同じずなのに、なぜか印刷時間に差があります。

うちだと基本的にはCreality Printで、特殊なメッシュ構造などを使いたいときはUltimaker Curaを使っています。

3Dプリンター鉢作りの流れ

みどバード

3Dプリンター鉢は下記のような流れで作っていきます!

3Dプリンター鉢作りの流れ
  • 構想を練る
  • CADソフトで3Dデータを作成
  • スライサーソフトでプリント用データを作成
  • 3Dプリンターで印刷する

STEP1:構想を練る

みどバード

いきなりCADソフトでデザインする前に、まずは構想を練るのがおすすめです!

いきなりCADソフトで作ってもいいんですが、慣れるまでは絵で何となくデザインを描いて、それを3D化していくという流れがおすすめです。

そうすることで最終目的地が分かるので、「あれ、結局何を作りたいんだっけ…?」というのが減らせます。

みどバード

複雑なデザインになってくると作っている途中で何を作りたかったのか分からなくなることがよくあります…

とりあえず紙とペンでざっくりラフを描いておくだけでもOKです。

その際に寸法などもメモしておくとわかりやすいと思います。

STEP2:CADソフトで3Dデータを作成

構想をもとに、CADソフトで3Dデータを作っていきます。

みどバード

とりあえずFusion360を使っている前提で話を進めます。

細かく説明すると記事がとてつもなく長くなるので、ざっくりになりますが、鉢作りでまず覚えたいのが下記の操作。

Fusion360必須テクニック
  • スケッチ:平面に図形を描く
  • 押し出し:スケッチした図形を1方向に伸ばして立体化する
  • 回転:スケッチした図形を回転させて立体化する
  • シェル:立体の内部をくり抜く

スケッチ

押し出し

回転

シェル

このあたりを覚えておけばとりあえず鉢っぽいものはできます。

あと、余裕があればオフセット平面を使ったボディの分割を覚えてみてください。

ボディの分割

みどバード

分割ができるようになるとスライサーソフトでメッシュデザインを簡単に作れるようになります!

3Dデータが出来たら、右上のメニューから「エクスポート」を選び、

「3Dプリント」は選ばなくていいです

タイプで「STLファイル」を選択して書き出します。

分割して書き出す場合は左側ブラウザにある目のマークで、書き出したいボディだけを表示させてください。

STEP3:スライサーソフトでプリント用データを作成

STLデータを使っているスライサーソフトに読み込ませてプリント用データを作成します。

普通に印刷するなら、とりあえずメーカー推奨のスライサーソフトに読み込んでスライスさせればOKです。

Creality Printの場合は右下の「Slice」ボタンを押します。

そうすると印刷用データを生成してくれるので、右下の「Expor to Local」で保存しましょう。

一部分だけメッシュ構造にしたい場合

一部分だけメッシュ構造にしたい場合、スライサーソフトはUltiMaker Curaを使用しましょう。

みどバード

Creality Printだと一部分だけメッシュにすることはできません…

メッシュ構造にする場合は、まず分割したデータをすべて読み込みます。

続いてメッシュにしたいパーツを選択した状態で、左側のメニューの四角が4つ並んでいる部分を選択し、「設定を選択する」を押してください。

その中にある、

  • ウォールライン数
  • 上部レイヤー
  • 底面レイヤー
  • インフィル密度
  • インフィルパターン

にチェックを付けましょう。

そうすると各項目を設定できるようになるので、

  • ウォールライン数:0
  • 上部レイヤー:0
  • 底面レイヤー:0
  • インフィル密度:お好みで(30~35%くらいがおすすめ)
  • インフィルパターン:お好みで(ジャイロイドがおすすめ)

と設定してみてください。

その後、左上の「編集」から「すべてのモデルを選択」を一度押した後、再度「編集」で「モデルの合体」を押します。

そうすると分割したモデルがまとまるので、スライスしましょう。

みどバード

そうすると下のように一部分だけメッシュ構造にすることできます!

STEP4:3Dプリンターで印刷する

みどバード

あとは3Dプリンターで印刷すればOKです!

組み立てただけだとミスプリントする可能性が高いので、まずはレベリングをしましょう。

我が家で使っているCreality Ender-3 V3 SEはオートレベリング機能があるので、自動でやってくれます。
(少し癖があるので後述します)

その後、印刷しましょう。

みどバード

印刷は思ったより時間がかかるので、覚悟してください…!

この鉢作るのに9時間くらいかかる

やらかしたミス集

印刷途中でフィラメントが絡まった

フィラメントが絡まっているのをほぐすために一度印刷を中止し、その後再開したらミスプリントしました。
(しかも一番最初にプリントした鉢で起きた)

3Dプリンターは基本的に印刷途中で止めると失敗します。

みどバード

Creality Ender-3 V3 SEには「一時停止ボタン」がわざわざ用意されているのに押したらダメでした…


Amazonに「このフィラメントは絡まりました」とか「絡まりませんでした」といったレビューが多い理由を思い知った夜でした…。

オートレベリングのZ軸補正を過信した

Creality Ender-3 V3 SEにはオートレベリング機能があり、Z軸(上下)の補正もある程度自動でやってくれます。

赤枠部分がZ軸補正の数値

ただ、この数値を信用してはいけません。

オートレベリングをした後そのまま印刷しても、ノズルがプレートから離れすぎて、ミスプリントすることが結構ありました。

みどバード

最初Z軸補正が原因だと分からなくて2~3時間格闘しました。

大体はノズルが離れすぎていることが原因なので、Z軸補正の値をマイナス方向に増やしましょう。

多分印刷を繰り返すうちにノズルが少しずつ削れていってしまうのが原因だと思います

ちなみに、Creality Ender-3 V3 SEは新品のノズルでも若干Z軸補正が甘いです。

「新品のノズル+オートレベリング後そのまま」の状態でも、印刷物の底面が段々になってしまいました。

自分で細かく調整し直すと、下の写真のようにキレイな底面にすることができます。

クオリティが全然変わるので慣れてきたらZ軸補正の調整もしてみてください。

ミスプリントした後にすぐ止めて剥がした

付属のシートを使う場合、印刷初期段階でミスプリントしてもすぐに剥がさないほうがいいです。

フィラメントが薄い状態だとかなり剥がしにくいので、無理やりコテなどで剥がしたらシートが傷つきました。

みどバード

ただ、最初は結構ミスプリントしやすいので、ある程度積み上がるのを待つとタイムロスが大きいです…

「剥がれやすいシートないかな」と探していて、ステンレス鋼でできた別のシートがよさそうだったので、購入してみました。

みどバード

このシートなら印刷初期でも簡単に剥がせました!

印刷方向を考慮しないでモデルを作った

3Dプリンターは縦方向にフィラメントを積んでいく仕組みのため、縦に細長い柱などは強度が保てず、ミスプリントしやすくなってしまいます。

下の写真は網付きの土入れの試作品です。

本当は十字に重なるように網をモデリングしていたのですが、上手く積み上がらず、縦線がポロポロと落ちてしまいました。

楽しいグリーンライフをお送りください!

ということで、この記事では3Dプリンター鉢の作り方を解説してきました。

見返したい部分がある方は以下の目次でお戻りください!

今回は以上となります。

みどバード

インスタもやってるので、ぜひフォローお願いします!

「見た目と機能性を両立する究極の鉢」を販売中です
みどバード

3Dプリンターで作った自作の鉢を販売しています!

この鉢の特徴

・メッシュ構造になっていて通気性抜群
・水はけがよく根腐れしにくい
・鉢底にサークリング防止の板を設置してあるので根張りがよくなる

\ とりあえず見てみて! /

※在庫補充のタイミングはインスタグラムでお知らせしています

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

100株以上の植物と暮らすデザイナーが運営してます。

▷初心者が知っておきたい植物知識
▷くすっと笑える「植物好きあるある」
▷自分にあった植物を選ぶ方法

といった情報を全力でふざけながらお届け!

ジャンプできる目次