カラテアを買ったんだけど、育て方がよくわからない…
こんなお悩みを持つあなた!
私がそのお悩みを解決します!!
この記事では実際にカラテアを育てている筆者が、下記について解説していきます。
- カラテアに適した置き場所
- 基本のお世話方法
- カラテアの年間お世話スケジュール
- カラテアにおすすめな園芸アイテム
この記事を読むだけで育て方の基本が全て学べるので、カラテアをこれから育てたい方はぜひ最後までお付き合いください。
このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らすデザイナーが運営しております。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
カラテアに適した置き場所
植物はまず置き場所の環境を整えることが重要です。
- 温度:15℃~25℃
- 湿度:60%以上
- 日当たり:明るい日陰くらいの光量
- 風通し:そよ風くらい
上記のような環境をキープできると、カラテアは元気に育ちやすくなります。
もし温度キープが難しい場合はエアコンを使ってあげたり、光が足りない場合は植物育成ライトを使ってあげたりなど、足りない部分を補ってあげましょう。
この記事の下の方にカラテアにおすすめな園芸アイテムをまとめているので、あわせてそちらもご確認ください。
カラテアのお世話方法の種類
- 水やり
- 葉水
- 肥料・活力剤
- 植え替え
- 株分け
水やり
水やりは、土全体がしっかり濡れるよう、たっぷり与えるのが基本です。
チョロチョロと表面を濡らすだけの水やりだと、土の中が乾燥したままなので注意してください。
初心者さんは、思っている5倍くらいの量の水を土全体に回しかけてあげましょう。
葉水
葉水は、葉っぱの表面を霧吹きなどで濡らすお世話方法です。
- 乾燥を防ぐ
- 葉っぱの汚れや虫を落とす
- 蒸散量を増やして生育促進
- 植物を冷やして葉焼けを防ぐ
葉水をしなくても育てることはできますが、やっておいて損はありません。
肥料・活力剤
カラテアに限らず、観葉植物は適切なタイミングと量で肥料や活力剤を与えると元気に育ってくれます。
肥料と活力剤の違いは下記です。
- 肥料:窒素、リン酸、カリウムが規定量以上含まれている
- 活力剤:窒素、リン酸、カリウムが規定量以下で他の栄養素が豊富に含まれている
「肥料」はご飯で、「活力剤」はサプリメントみたいな感じです!
適切な量に関しては、パッケージの裏側などに規定倍率や個数が書かれているので、しっかりと読みましょう。
植え替え
当たり前ですが、カラテアは育ってくると大きくなるので、定期的に鉢や土を交換するため、植え替える必要があります。
植え替えるときはいきなり大きな鉢にするのではなく、一回りだけ大きいサイズの鉢を選びましょう。
いきなり大きな鉢にすると、根っこに対する土の量が多すぎて根腐れしやすくなります…
植え替えの詳しいやり方は下記の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
株分け
カラテアは子株を出す植物です。
子株とは親株の横から生える小さい株のことです。
そのまま育てても良いんですが、植え替えのときに剪定バサミなどで切って別の鉢に植えると、株を増やすことができます。
もちろん子株を取らずに育て続けてもOKです!
カラテアの年間お世話スケジュール
ということで、カラテアのお世話年間スケジュールをご覧ください。
- 水やり:土がしっかり乾いてからたっぷりと
- 肥料:与えない
- 葉水:最低温度12℃以上なら葉水をする
なし
- 水やり:4月までは土がしっかり乾いてから。4月以降は気温の上昇に合わせて、土の表面が乾いたら水やりをする
- 肥料:成長してきた株には液肥を規定倍率で与える。固形肥料は月1回程度
- 葉水:できれば毎日やる
- 植え替え(5月以降を推奨)
- 株分け(5月以降を推奨)
- 水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと
- 肥料:与えない(成長が続いているなら与えてもOK)
- 葉水:できれば毎日やる
なし
- 水やり:4月までは土がしっかり乾いてから。4月以降は気温の上昇に合わせて、土の表面が乾いたら水やりをする
- 肥料:成長してきた株には液肥を規定倍率で与える。固形肥料は月1回程度
- 葉水:できれば毎日やる
- 植え替え
- 株分け
- 水やり:土がしっかり乾いてからたっぷりと
- 肥料:与えない
- 葉水:最低温度12℃以上なら葉水をする
なし
カラテアは初心者に難しい?
お世話方法について解説してきたんですが、ここで「カラテアは初心者には難しいって聞いたんだけど…」という疑問にもお答えしておきますね。
結論、カラテアは初心者さんだと難しいことがあります。
カラテアが難しいと言われる主な理由は3つです。
- 寒さに弱い
- 乾燥に弱い
- 直射日光に弱い
特に難しさを感じるのは寒さと乾燥に対する弱さだと思います。
おそらくカラテアは春~夏頃に植物ショップに並ぶことが多いので、買ってすぐの時期は暖かく・湿度も高いためキレイに育てやすいです。
ですが、冬になると一気に弱って枯れ込むというのが王道の失敗パターン。
でも、しっかり環境を整えれば初心者さんでも、ちゃんと育てられるのでご安心ください。
次の章では、実際に我が家で使っている、カラテアを元気に育てるためのおすすめ園芸アイテムを紹介していきます。
カラテアにおすすめな園芸アイテム
カラテアには下記のアイテムがおすすめです!
- 霧吹き
- 肥料
- 無機質の土
- 植物育成ライト
- サーキュレーター
- ヒーターマット
霧吹き
霧吹きは葉水をするのに使います。
春~秋はできれば毎日葉水したいので、1つは絶対持っておきたいところ。
100均の霧吹きでも全く問題ありません
我が家は鉢数が多いので電動霧吹きを使っています。
今までは全部の植物に葉水すると「いつかクルミが潰せるようになるんじゃないか」っていうくらいに腕がパンパンになっていました。
電動霧吹きは1回ボタンを押せばずっと霧が出続けてくれて、超ラクです。
肥料
カラテアに限らず、植物を育てるなら肥料は必須です。
肥料が少ない状態で育てると、栄養が足りず、人間で言うと痩せて免疫力が下がった状態になってしまいます。
そうなると寒さや乾燥にさらに弱くなってしまうので、なにかしら肥料は持っておきましょう。
我が家で使っているおすすめ肥料は下記の記事で紹介しています!
無機質の土
植物は根っこで寒さを感じるので、春~秋にいかに根っこを強く育てるかが冬の寒さ対策として重要です。
上の写真のようなコロコロした見た目の無機質の土は、根っこがガッチリ育って寒さに強くなります。
春ごろに無機質の土に植え替え、寒さ対策をしておくのがおすすめです。
我が家のカラテアは全て無機質の土に植えています!
我が家でカラテアに使っている土はこちら!
植物育成ライト
カラテアは直射日光に弱いですが、流石に光がほとんどない環境だとキレイに育ちません。
明るい日陰くらいの光量がベストです!
十分な光が確保できない環境に置きたい場合は、植物育成ライトを使うのがおすすめです。
ちゃんと適切な光を当てている植物は寒さにも強くなるので、冬対策としても植物育成ライトは使えます。
我が家にあるカラテアは植物育成ライトで育てています。
愛用中の植物育成ライトはこちら!
サーキュレーター
当たり前ですが、本来カラテアは屋外の風が吹く環境で自生しています。
なので、カラテアを元気に育てたいなら、風通しが結構重要です。
あまりにも強風だと逆に調子を崩してしまうので、そよ風で空気を循環させてあげましょう。
換気がなかなか難しいお部屋や、空気が滞りがちな部屋の角にカラテアを置きたい場合は、サーキュレーターで空気を循環させてあげるのがおすすめです。
愛用中のサーキュレーターはこちら!
ヒーターマット
最後にカラテアをきれいに育てるための最強アイテムを紹介します。
それがこのヒーターマットです。
簡単にいうと植物のための床暖房みたいなアイテムで、これを敷いておくだけで寒さ対策はほぼバッチリ。
我が家で実際使っているんですが、冬でも肥料が必要になるほどグングン成長します。
冬に調子を崩していたカラテアを復活させることも出来ました!
「個人的マジで買ってよかった園芸アイテムTOP3」に確実に入るアイテムなので、冬越しが不安な方はぜひ試してみてください。
楽しいグリーンライフをお送りください!
ということで、この記事ではカラテアの年間お世話スケジュールを解説してきました。
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