今回は観葉植物で愛用している「プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土」を紹介していきます!
土はいろいろ試してきたんですが、この土はかなりコスパがいいので観葉植物に愛用しています。
観葉植物・多肉植物の初心者の方にもおすすめなので、土選びに悩んでいる方はぜひご覧ください。
まずは、この土の基本情報から。
- 土の原料:鹿沼土、パーライト、赤玉土
- メーカー:プロトリーフ
- 肥料:あり(速効性化成肥料・緩効性化成肥料を配合)
- 容量:0.6L(4号鉢向け)、3.5L(7号鉢向け)、8.4L(10号鉢向け)の3種類
各種通販サイトから購入可能です。
このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らすデザイナーが運営しております。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
【先に結論】いいところ・惜しいところ
- 水はけ・通気性がいい
- 水やりタイミングがわかりやすい(乾くと土の色が変わる)
- 無機質の土なので虫が湧きにくい
- 2種類の元肥が入っている
- 微塵が若干多い
- 他の土に比べて若干高め
おすすめポイントの詳細レビュー
水はけ・通気性がいい
私がこの土を愛用している大きな理由が、水はけ・通気性の良さです!
下の写真のように粒状の土なので、鉢に入れたときに粒と粒のあいだに適度な隙間がができます。
適度な隙間がある小さな粒状の土の集合体を団粒構造(だんりゅうこうぞう)といいます
この団粒構造ができることで、根が酸素を取り込みやすくなり、根腐れしにくくなるんです。
さらに隙間があると、水はけもよくなるので、冬場でも根が冷えにくくなります。
水やりしてもすぐに鉢底から水が抜けるくらい水はけがいいです!
さっと染み込んで鉢の上に水が溜まりません。
水やりタイミングがわかりやすい
湿っているときと乾いているときで土の色が変わるので、水やりタイミングがわかりやすいです。
ちなみに、うちでは下記のように水やりをしています。
- 春~秋:土が乾いた日の朝に
- 冬:土が乾いてから3~5日後(植物による)
冬場に鉢底から溢れるくらい水やりをしても、この土なら5日くらいで乾くので、かなり管理しやすいです。
ちなみに水はけの悪い土だと、冬場は乾き切るのに1週間以上かかることもあるので、根腐れしてしまったり、冷えて傷んでしまったりすることがあります。
冬に植え替えをすると植物が傷んでしまうので、どうしても水はけの悪い土を使わざるを得ないときは、水の量を少なめに調整してみてください。
(1週間で乾くくらいの量なら大丈夫です)
無機質の土なので虫が湧きにくい
植物育成に使われる土には、植物が分解された成分などが由来の有機質の土と、鉱物などが由来の無機質の土があります。
赤玉土、鹿沼土、軽石、日向土、パーライト、バーミキュライトなど
黒土、腐葉土、堆肥、ピートモス、ペレポストなど
それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
無機質の土 | コンパクトに育つ 虫が湧きにくい 寒さに強くなる 水はけがいい | 育つのが遅い 水やりの回数が多くなる 肥料切れになりやすい |
有機質の土 | 早く大きく育つ 保水力が高い 肥料成分がゆっくり溶け出す | 雑菌が繁殖して根腐れすることがある 虫が湧きやすい 乾くのが遅い |
私は虫がめちゃくちゃ苦手なので、虫が湧きにくい無機質の土が三度の飯くらい大好きです。(ご飯も好き)
もちろん、それぞれメリット・デメリットがあるので、好きな方を選んで試してみることをおすすめします。
ちなみに園芸店やホームセンターで売っている植物は、基本的に有機質の土に植わっています!
2種類の元肥が入っている
有機質の土は、土自体に肥料成分が含まれているのですが、無機質の土は肥料成分がありません。
なので、基本的には別途肥料を追加する必要があります。
ただ、このプロトリーフの土は元から肥料入り。
速効性と緩効性、2種類の化成肥料が入っているので、植えてからしばらくは肥料を入れなくても大丈夫です。
惜しいポイントの詳細レビュー
微塵が若干多い
ロットによりますが、微塵(細かい粒子のような土)が結構含まれていることがあります。
運搬や保管のときに、土の粒同士がぶつかって崩れてしまうんだと思います。
微塵が多いと水はけが悪くなってしまうので、できれば振るいにかけてから使用したほうがいいです。
振るいにかけるのが面倒な場合は、初回の水やりで濁りがなくなるまで、たっぷりの水で流してあげてください。
他の土に比べて若干高め
値段が他の土に比べて若干高めなので、コスパ最優先の人にとっては少し微妙かもしれません。
ただ、自分で赤玉土や鹿沼土などを買って混ぜるとなると、かなり面倒ですしお金もかかるので、私的には問題ない範囲かなと思います。
「プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土」レビューまとめ
ということで、今回は私が愛用している「プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土」を紹介してきました!
- 水はけ・通気性がいい
- 水やりタイミングがわかりやすい(乾くと土の色が変わる)
- 無機質の土なので虫が湧きにくい
- 2種類の元肥が入っている
- 最初の水やりのとき水が濁る
- 他の土に比べて若干高め
各種通販サイトで購入可能なので、ぜひ皆さんも使ってみてくださいね~!