「多肉植物を探してるんだけど、どれがいいかわからないよ~~~」と悩んでいる方集合!!
私があなたを救います!!
この記事では100株以上の多肉植物を自宅で育てている筆者が、実際に育ててきた中でおすすめの多肉植物を紹介していきます。
自分に合った植物の選び方もあわせて解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
このサイト(みどりのグリーン)は植物が好きすぎて自宅がジャングルになりかけているデザイナーが運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
まずは置きたい場所が多肉植物に合ってるかを確認しよう
多肉植物は光が好きなので、屋外で育てるのが基本です。
もちろん、屋内でも育てられなくはないですが、光を求めてひょろひょろと徒長してしまうので、注意しましょう。
「多肉植物はレースのカーテン越しの光が最適」といった感じのことが書いてあるサイトをよく見かけますが、個人的な経験ではその程度の光量だとほぼ確実に徒長すると思います。
レースのカーテン越しの光が最適なのは、多肉植物ではなく観葉植物です。
実際にレースのカーテン越しくらいの光で育てた多肉植物のビフォーアフター写真がこちら。
がっつり徒長してますよね…
室内でキレイに多肉植物を育てたいなら下記3つのどれかしかないと思います。
- 日光が入る窓際付近に置く
- 耐陰性が強いハオルチアという品種を買う
- 植物用LEDライトを設置する
ハオルチアと植物用LEDについて簡単に解説します!
ハオルチアとは?
ハオルチアは下の写真のような多肉植物です。
ハオルチアは耐陰性が強いので、レースのカーテン越しくらいの光量でも大丈夫です!
植物用LEDを買う場合
LEDを買う場合は、強光が出る電球タイプを選びましょう。
下の写真みたいなやつです
これはHaruDesign HASU38 spec9 6Kというライトで、我が家で室内管理している多肉植物に使っています。
下の写真のようなバー状のLEDは光量が弱いものが多いので、多肉植物には選ばない方が無難です。(観葉植物ならOK)
多肉植物の選び方
多肉植物を選ぶときのポイント3つを解説していきます。
- 見た目で選ぶ
- 生育型で選ぶ(寄せ植えを作るときは超重要です)
- 健康的に育っているかチェックする
見た目で選ぶ
多肉植物は原種だけで1万種類以上、園芸種では2万種類以上もの品種があると言われています。
姿かたちも色んな種類がいて、プニプニ可愛い子ちゃん系からトゲトゲクール系まで千差万別。
私は「とげとげ」「もけもけ」「ぷくぷく」「すけすけ」などに分類しています。
こんだけ種類が多いので、自分好みの見た目の植物が見つかりやすいのも多肉植物の魅力です。
生育型で選ぶ
多肉植物は大きく「夏型」「冬型」「春秋型」に分かれます。
生育型によって、適した気温や季節ごとの水やり頻度等が異なるので、自宅の環境に合った植物を選ぶと育てやすいです。
- 夏型:夏に成長し、冬に休眠する。20~30℃が生育適温。
- 冬型:冬に成長し、夏に休眠する。5~20℃が生育適温。
- 春秋型:春と秋に成長し、夏と冬に休眠する。10~25℃が生育適温適。
夏型 | 冬型 | 春秋型 | |
---|---|---|---|
春 | 土が乾いてから2~3日後に | 土が乾いたらたっぷりと | 土が乾いたらたっぷりと |
夏 | 土が乾いたらたっぷりと | 控えめに水やり or 断水 | 控えめに水やり or 断水 |
秋 | 土が乾いてから2~3日後に | 土が乾いたらたっぷりと | 土が乾いたらたっぷりと |
冬 | 休眠しているのでほぼ断水 | 土が乾いてから2~3日後に | 控えめに水やり or 断水 |
代表的な種類を挙げると、下記のようになります。
- 夏型:アガベ、クラッスラ、カランコエ、クラッスラ(夏型)など
- 冬型:リトープス、コノフィツムなど
- 春秋型:ハオルチア、エケベリア、クラッスラ(春秋型)など
ちなみに多肉植物で寄せ植えを作るときは、季節型を揃えるのが基本です。
異なる季節型の多肉植物で寄せ植えしてしまうと最適な温度や水やりの頻度が揃わず、枯れやすくなってしまいます。
私が最初に作った寄せ植えも、育て方が違う多肉植物をひとつの鉢にまとめてしまったので、ほとんど枯れてしまいました…
健康的に育っているかチェックする
実店舗で買う場合は、苗が健康的に育っているかチェックしておきましょう!
- 徒長していないか
- 葉焼けしていないか
- 病害虫がついていないか
- 色褪せたりしていないか
私は虫が死ぬほど嫌いなので、買う前にじ~っと観察して虫がいないかチェックします。
多肉植物のおすすめ20選
それでは筆者が実際に育てている中から、おすすめの多肉植物を20種類紹介していきます!
それぞれの植物で下記のポイントを書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
生育型 | 夏型、冬型、春秋型など |
価格帯 | 大体の価格 |
耐寒温度 | 最低温度どれくらいに耐えられるか(目安) |
写真も全部わが家で育てている植物なので、あわせてお楽しみください!
エケベリア リラシナ
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 600円前後 |
耐寒温度 | 0℃ |
ピンク紫カラーがかわいい品種。
lilacinaという名前の通り、ライラック(lilac)色がかわいい!
葉っぱが薄めなので水切れに注意しながら育てましょう。
エケベリア アルバ
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 700円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
別名「ホワイトローズ」とも言われる、白っぽい葉っぱが特徴の品種です。
透明感がたまらない…
お花みたいで可愛いですよね。
エケベリア ラウイ
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 1200円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
驚きの白さ!
白っぽい粉(ブルーム)が付いているのが特徴の品種です。
触ると戻らず、日光が足りなくても粉が薄くなるので、頑張ってお世話しましょう。
エケベリア モノケロティス錦
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 2000円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
色が渋くてかっこいい品種です。
緑色に赤い縁取りがかっこいいですよね。
どことなく和の雰囲気を感じませんか?
エケベリア レッドベルベット
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 1000円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
冬になるとジャムみたいに赤くなるのが特徴の品種です。
夏は緑一色になってしまうのですが、それはそれで可愛い。
でも冬が楽しみで仕方なくなります。
エケベリア ザラゴーサ
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 800円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
葉っぱが細めで先に尖った爪がついているのが特徴です。
上から見たときの模様が幾何学的で美しい…
爪の色が赤だったり黒だったりといろんな品種がありますが、どれも徒長させずにみっちり育てると美しいです。
エケベリア パーパソルム
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 1800円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
白っぽい縁取りが、カッコかわいい品種です。
石の彫刻みたいでかっこよくないですか?
季節によって縁が白っぽくなったり赤っぽくなったりするのも面白いです。
エケベリア アガボイデス
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 800円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
尖っている姿がかっこいい品種です。
「~ボイデス」は「〇〇のような」という意味で、「アガボイデス」は「アガベのような」という意味になります。
この後アガベも紹介します!
同じ品種でも赤っぽくなったり緑が強かったりなど色々な個体差があるので、いっぱい持っていても面白いですよ。
アガベ チタノタ
生育型 | 夏型 |
価格帯 | 1000円~ |
耐寒温度 | 0℃ |
アガベは最近人気のマニア向け植物です。
多肉植物の中では高額な部類ですが、実は結構育てやすいので、初心者の人でもおすすめ。
大きい株だと数万円以上しますが、小さい苗だと数千円程度で購入できます。
アガベ オテロイ
生育型 | 夏型 |
価格帯 | 2000円~ |
耐寒温度 | 0℃ |
オテロイはずっとチタノタと同じ種だと考えられていましたが、最近別種だと判明したそうです。
そのため、オテロイと思われる品種がチタノタという名前で流通していることがよくあります…。
ほとんどチタノタと同じ特徴ですが、オテロイの方が若干トゲトゲ部分が荒々しいです。
育て方もチタノタと同じでOKです!
アガベ 吉祥冠錦
生育型 | 夏型(春秋型) |
価格帯 | 2000円~ |
耐寒温度 | -10℃ |
アガベの「吉祥冠」という品種の斑入りが、この吉祥冠錦です。
クリーム色の斑と赤い棘のコントラストが美しすぎてたまらんよ
アガベは基本的に夏型ですが、吉祥冠錦は春秋型っぽい育ち方をします。
寒さに特に強い品種なので、地域によっては屋外での冬越しも可能です。
アガベ イシスメンシス
生育型 | 夏型 |
価格帯 | 2000円~ |
耐寒温度 | -3℃ |
青白い葉っぱと朱色の爪が特徴のアガベ。
トゲは控えめですが、葉っぱ自体がギザギザになるのが特徴です。
色が淡くてきれいに育ちます。
ウォーターマークがめっちゃきれい!個人的にすごい好き。
パキベリア 霜の朝
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 600円前後 |
耐寒温度 | -1℃ |
「霜の朝」は「しものあした」と読みます。
白っぽい粉(ブルーム)をまとった姿がとっても可愛らしいです。
デカさとかわいさと凛々しさを兼ねてる
粉は取れると戻らないので、なるべく触らないようにしましょう。
カランコエ 月兎耳
生育型 | 夏型 |
価格帯 | 500円前後 |
耐寒温度 | 5℃ |
植物とは思えないもけもけの姿が魅力のカランコエ。
カランコエは毛が生えている「兎系」と呼ばれる品種が人気で、月兎耳もその1種です。
こんなに毛が生えていているのに夏型で寒さに弱いところもかわいい。
カランコエ 福兎耳
生育型 | 夏型 |
価格帯 | 500円前後 |
耐寒温度 | 5℃ |
カランコエの白系の品種。
毛を眺めていると1時間ほど経過していることが多々あります。
この毛の求心力は一体なんなんでしょうか…。
セダム アラントイデス
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 500円前後 |
耐寒温度 | 0℃ |
丸くて棒状の独特なフォルムが可愛い品種です。
宇宙人が育ててそうな見た目じゃないですか?
粉っぽいマットな質感が可愛い。
ダドレア エデュリス
生育型 | 冬型(春秋型) |
価格帯 | 1200円前後 |
耐寒温度 | 0℃ |
ジブリアニメに登場してそうな見た目の植物。
葉っぱの先がちょっと赤くなってグラデーションになるのがキレイです
多頭になりやすく、群生してる感じで育てやすいので、迫力もばっちりです。
ハオルチア オブツーサ
生育型 | 春秋型 |
価格帯 | 1200円前後 |
耐寒温度 | 3℃ |
圧倒的透け感…!
ハオルチアは「窓」と呼ばれる、光を取り込むための特徴的な器官を持つ多肉植物です。
ぷにぷに感と透け感に魅了される人が後を絶たず、2017年頃からハオルチアは大ブームになりました。
オブツーサはハオルチアの定番品種の一つで、今でも根強い人気があります。
セネシオ 銀月
生育型 | 冬型 |
価格帯 | 1200円前後 |
耐寒温度 | -3℃ |
銀月はフェルトみたいな質感が特徴です。
動物の尻尾みたいにふわふわしてます
ただ、冬型で夏越しが若干難しい点にはご注意ください。
夏は基本断水でOKです。
リトープス
生育型 | 冬型 |
価格帯 | 800円前後 |
耐寒温度 | 0℃ |
冬型の多肉植物といえばリトープスです。
お尻みたいな見た目が特徴で、3~5月ごろに脱皮をして大きくなっていきます。
脱皮中は断水して管理します
楽しいグリーンライフをお送りください!
この記事ではおすすめの多肉植物を20種類紹介してきました!
今回の記事をまとめると以下のとおりです。
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