今回はHaruDesignの「HASU38 spec9 6K」という植物育成ライトを紹介していきます。
10ヶ月くらい前に購入して、今も絶賛愛用中です!
この記事では下記のポイントを解説していきますので、植物育成ライトをお探しの方はぜひ最後までお読みください。
- このライトのメリット・デメリット
- 1ヶ月の電気代
- 他のライトとの比較
まず初めにこのライトの基本情報はこちら。
消費電力 | 22W |
照度(素子より40cm) | 75959Lx |
PPFD(素子より40cm) | 1,124 |
照射角度 | 狭角 – 広角 3段階 |
重さ | 285g |
サイズ(mm) | 全長137×外径120 |
ボディ素材 | アルミ、耐燃性樹脂 |
色温度 | 6050K(白色系) |
それでは早速やっていきましょう!
このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らすデザイナーが運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
【先に結論】HASU38 spec9はこんな人におすすめ
- 室内で多肉植物・塊根植物を育てたい方
- ハイスペックな植物育成ライトを探している方
- 観葉植物から離れた場所に育成ライトを設置したい方
HASU38 spec9のメリット
- めっちゃ明るい
- 照射範囲が変えられる
- インテリアに馴染むデザイン
めっちゃ明るい
このライト、本当にびっくりするくらい明るいです。
絶対電球部分を直視しないでください!!
かなり光量があるので、たくさんの光が必要な多肉植物や塊根植物を育てている人に向いています。
実際のスペックで見ると40cm離れたときのPPFDが1,124。
多肉植物や塊根植物はPPFDが最低限500以上必要と言われているので、十分なスペックです。
PPFDはざっくりいうと、植物が感じる明るさです。
よく聞く「ルクス」や「ルーメン」は人間が感じる明るさの数値なので、植物基準ではありません。
ちなみに観葉植物だとPPFD10~500程度が最適だと言われているので、40cmくらいの距離だと葉焼けしてしまう可能性が高いです。
公式サイトのグラフを見ると、60cmくらいの距離でPPFDが500を下回るようなので、観葉植物には60cm以上離したほうが無難だと思います。
逆に言えば、観葉植物から60cm以上離した場所にライトを設置したい方には、おすすめなライトの1つです。
我が家ではこのライトの真下に多肉植物、その周りに観葉植物を置く一石二鳥スタイルで活用してます。
照射範囲が変えられる
このライトの大きな特徴の1つが、照射範囲が変えられるという点です。
具体的には、下の写真のように反射板(リフレクター)を外すことでより広い範囲に照射範囲を広げることができます。
LEDのレンズ部分をつまんで外すことで、さらに広角にすることも可能です。
一応、比較写真も用意したのでご覧ください。
反射板あり(狭角)がこちら。
反射板なし(広角)がこちら
LEDレンズなし(最広角)がこちら
- 反射板あり(狭角):真下の植物に集中的に強い光が当たる
- 反射板なし(広角):広い範囲が明るくなるが、真下に当たる光は若干弱くなる
- LEDレンズなし(最広角):反射板なしより若干広い範囲が照らせる(あんまり変わらない気もします)
我が家での使い方としては、大体植物から20cmくらいの距離にライトを設置して、反射板なし(LEDレンズあり)で運用しています。
公式サイト見る限り、20cmだとPPFDは3000超えてるので、弱まったとしても500は下回らないと思っています!
インテリアに馴染むデザイン
あと、インテリアに馴染みやすい見た目というのもHASU38のメリットだと思います。
育成ライトって、植物を育てることに重点を置きすぎて、インテリア的に邪魔になってしまうライトも結構あるんですよね…。
うちでも1個そういう育成ライトがありますが、一気に部屋が「植物研究所」みたいな雰囲気になります…
一方でHASU38は変に主張しない見た目なので、インテリア的にも気に入っています。
あと照らし方もスポットライトみたいで、おしゃれなんですよね。
美術館みたいな照らし方ができて、めっちゃいい雰囲気になります!
左側のライト2つは同じメーカーから出ているGL-A 6Kというライトです!
HASU38 spec9のデメリット
- 若干値段が高い
- 別途ソケットなどを用意する必要がある
- 使用中は結構熱くなる
若干値段が高い
HASU38は時期にもよりますが、大体5000~6000円くらい。
他の格安ライトが2000~3000円くらいなので、安いライトに比べると若干お高めに感じる人も多いんじゃないでしょうか。
ただ、格安ライトはスペックも低いことが多いので、他のハイスペックライトと比べてみると値段はそこまで変わりません。
むしろ高級ライトのアマテラスやツクヨミと比べるとHASU38は半分くらいの値段です。
別途ソケットなどを用意する必要がある
HASU38はライト単品での販売なので、別途E26口金のソケットを買う必要があります。
また、設置するためにスタンドやダクトレールなども必要です。
大体の電球型植物ライトは単品販売なので、他のライトを買っても同じです。
我が家ではszbritelightというメーカーのダクトレールと億兆堂のソケット(K-241-H2-2DG)を組み合わせて使っています。
あと、タイマー機能もないので、自動でオンオフしたい場合はスマート電源タップなどを組み合わせましょう。
我が家でもMerossというスマート電源タップを使って自動でオンオフしています!
使用中は結構熱くなる
明るい植物育成ライト全般に言えることですが、使用中は結構熱くなります。
使用中は触れなくなるくらい熱いのでご注意ください!
危険なので、壁や天井にくっつけて使うのは避けましょう。
1ヶ月の電気代はどれくらい?
明るいライトは電気代も気になりますよね。
植物が元気になっても電気代が高いと人間の元気がなくなりますよね…
HASU38は22Wなので、1ヶ月の電気代を表にまとめると以下のようになります。
1日の使用時間 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|
6時間 | 122.8円 |
8時間 | 163.9円 |
10時間 | 204.6円 |
12時間 | 245.52円 |
我が家は1日8時間使っているので、1ヶ月で約163.9円です。
意外と安く感じました!
他の育成ライトと比較
他のライトとも比較していきます
人気のライトとの比較表を作成しました。
価格 ※2024年3月14日時点 | 現在価格 | 消費電力 | PPFD ※距離40cm | 照度(lux) ※距離40cm | 重さ | |
---|---|---|---|---|---|---|
HASU38 spec9 6K | 5,386円 | Amazon楽天市場 | 22w | 1,124 | 76,300 | 285g |
GL-A 6K | 3,376円 | Amazon楽天市場 | 22w | 628 | 34,500 | 350g |
BRIM COSMO | 4,935円 | Amazon楽天市場 | 22w | 1,249 | 76,600 | 283g |
アマテラス LED | 14,300円 | Amazon楽天市場 | 20w | 406 | 18,050 | 295g |
ツクヨミ LED | 14,300円 | Amazon楽天市場 | 20w | 507 | 21,690 | 350g |
安さでいうと、同じメーカーのGL-A 6Kに軍配が上がりますね。
我が家でもGL-A 6K使っていますが、半端じゃないコスパの良さです!
光合成に重要なPPFDはBRIM COSMOが一番高く、価格もHASU38より安価。
ただ、HASU38は本体ボディの仕様が変更され、排熱効率がよくなって電子部品の耐久性や機能性が上がったようなので、寿命はHASU38のほうが長そうです。
どのくらい寿命が伸びるかの記載がHaruDesignさんの公式サイトには書いてなかったので、実際に壊れるまで使ってみるしかないです…。
値段重視の方はBRIM COSMO、寿命の長さ重視の方はHASU38を選べばOKだと思います。
楽しいグリーンライフをお送りください!
ということで、この記事ではHaruDesign HASU38 spec9 6Kのレビューをお届けしました!
かなりおすすめな育成ライトなので、ライト選びに迷っている方はぜひ使ってみてください。
今回は以上となります!
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