
ついにサーキュレーター探しの旅が終わりました…!
我が家では植物を100鉢以上育てているんですが、植物が健康に育つには風が重要なんです。
今までは、なんとなく買った3000円くらいの安いサーキュレーターをしばらく使っていたんですが、主に掃除のしづらさが原因で、ものすご~くストレスが溜まっていました。
- 分解するためにドライバーが必要
- 分解しても前ガードしか取れない


前ガードは水洗いできますが、羽根や後ガードは雑巾や除菌シートで拭くしかないので、結構大変でした。
(24時間つけっぱなしにしているので、すぐホコリが溜まるんです)



掃除のたびに工具箱からドライバー出してたので、F1のピットインかと思いました(?)
そこで、手だけで分解できて丸洗いできるサーキュレーターを探して辿り着いたのが、今回紹介する山善の「洗えるサーキュレーター(YAR-DDW152)」です。
しかもこのサーキュレーターは植物好きにはありがたい室温表示機能も付いていたので、ほぼ即決で購入しました。
結果としてめちゃくちゃ満足しているので、今回は詳しくレビューを書いていこうと思います。
山善YAR-DDW152の基本情報
モーター | DCモーター |
消費電力 | 17W |
風量調整 | 5段階 |
適用畳数 | 18畳 |
首振り | 上下左右(自動) |
タイマー | あり (1~8hまで1h刻み) |
リモコン | あり |
掃除 | 手で分解可能 羽根も取れる |
以下の点を詳しく解説していくので、サーキュレーターをお探しの方はぜひ最後まで読んでみてください!
- 山善 洗えるサーキュレーター(YAR-DDW152)はこんな人におすすめ!
- メリット・デメリット
- 1ヶ月の電気代
- 我が家のサーキュレーターの使い方



このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らす夫婦(デザイナー妻とライターの夫)が運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
【先に結論】山善 YAR-DDW152はこんな人におすすめ!


- 掃除しやすいサーキュレーターが欲しい人
- 静音性が高いサーキュレーターが欲しい人
- 電気代が安いサーキュレーターが欲しい人
- 観葉植物向けのサーキュレーターが欲しい人
外観と付属品








山善 洗えるサーキュレーター(YAR-DDW152)のメリット


- 手で分解して丸洗いできる
- DCモーター搭載で静音性が高い
- 上下左右に首振りできる
- 室温の表示ができる
手で分解して丸洗いできる
商品名にもなっていますが、「洗いやすさ」がこのサーキュレーターの最大のメリットです。



工具を使わず手でここまで分解できます!


普通のサーキュレーターは分解するのにドライバーが必要なことが多いです。
しかも、分解したとしても外せるのは前ガードのみというタイプが多いので、丸洗いできるタイプはかなり少数。





実際使ってみて、掃除のしやすさはかなり大切だと実感しました!
DCモーター搭載で静音性が高い
サーキュレーターはDCモーターかACモーターのどちらかが搭載されています。



簡単な比較表を作ってみました!
DCモーター | ACモーター | |
---|---|---|
静音性 | 高い | 低い |
電気代 | 安い | 高い |
細かい風量調整 | 得意 | 苦手 |
本体価格 | 高い | 安い |
山善の「洗えるサーキュレーター」はDCモーターが搭載されているので、静音性が高いのが特徴です。
流石に強風モードだと若干気になりますが、風量の2~3あたりまでは結構静か。
(このサーキュレーターは5段階の風量調整ができます)
風量1はかなり静かで、近くに置いていてもほとんど気になりません。



もともと使っていたのがACモーターのサーキュレーターだったので、このサーキュレーターに変えたらめっちゃ静かになってびっくりしました!
上下左右に首振りできる
サーキュレーターの首振り機能をよく使う人も多いんじゃないでしょうか?



このサーキュレーターは左右だけじゃなく、上下にも首振りできます!
でも実は「空気を循環させる」という観点では、首振りをしないほうがいいらしいです。
参考情報
空気を循環させるためには、空気を一方向に固定して送風することが大切です。最近は、サーキュレーターにも「首振り機能」が搭載されているものがありますが、首を振ると近くの空気だけがゆらされ、循環されなくなります。空気を循環させる目的で使うのであれば、首振り機能は必要ありません。
(中略)
首を振るとサーキュレーターの周辺の空気は「かくはん」されますが、遠くまで届いていないので、空気の「循環」はできていません。
サーキュレーターは、パワフルな遠くまで届く風を生み出し、天井や壁をつたって室内に気流を作り出すことができる家電です。冷暖房効率アップや換気のために使うのであれば、首振りは使わないようにしましょう。
YAHOO!ニュース『首振りは必要なし! サーキュレーターの正しい使い方』より引用(引用日:2023年12月6日)
とはいえ、「風を直接当てて洗濯物を乾かしたい」というような場面では、上下左右の首振り機能があると便利です。
室温の表示ができる
観葉植物におすすめな理由がこれ!



このサーキュレーター、温度表示もできるんです


観葉植物って寒さや極端な暑さが苦手なので、植物愛好家はこまめに温度チェックをしている人も多いですよね。
温度表示ができるサーキュレーターはかなり少ないので、めっちゃありがたいです。



白く光って視認性がいいので、我が家で温度チェックをするときはこのサーキュレーターをよく見ています。
山善 洗えるサーキュレーター(YAR-DDW152)のデメリット


- 価格が若干高い
- パネルが光るので夜気になる
価格が若干高い
先程の比較表にも書きましたが、DCモーターのサーキュレーターは若干価格が高めです。
山善の「洗えるサーキュレーター」も若干お値段が高めで、18畳モデルで8,500円程度。(2023年12月現在)
ACモーターの安いサーキュレーターだと3,000円台で買えるものも多いので、若干高く感じる人も多いんじゃないでしょうか?
ただ、DCモーターの方が電気代が安いので、長く使い続けるとおトクになります。



電気代は後ほど詳しく比較します。
パネルが光るので夜気になる
温度表示もしてくれる中央部分のパネルですが、結構明るく光ります。


昼間は見やすくて助かりますが、夜の寝室に置くと若干気になると思います。



そんなにギラギラ光るわけではありませんが、遠くからでもボヤッと光ってるのがわかります。
ちなみに「おやすみモード」にすると光が弱くなりますが、なぜか「風量4から徐々に小さくなっていく」にしか設定できず、最初が結構うるさいです。
調べてみても非表示にする方法はないみたいなので、寝室に使う予定の方は注意してください。



うちはリビングに置いているので問題ありません!
1ヶ月の電気代


山善「洗えるサーキュレーター」は消費電力が17Wなので、30日間の電気代は以下のようになります。
1日の使用時間 | 30日間の電気代 |
---|---|
6時間 | 94.9円 |
8時間 | 126.5円 |
10時間 | 158.1円 |
12時間 | 189.7円 |
24時間 | 379.4円 |



おそらく一番強い風のときに17Wなので、弱い風にするともっと電気代は安くなります!
人によって感じ方は違うと思いますが、個人的には1日ずっとつけっぱなしでも1ヶ月で400円以下というのは結構おトクに感じます。
ACモーター(本体価格は安いが商品電力が多い)搭載の別のサーキュレーターとの比較もしてみましょう。



我が家でずっと使っていた下の画像のサーキュレーターと比較します!
アイリスオーヤマ PCF-MKM15


モーター | ACモーター |
消費電力 | 33W/32W(50/60Hz) |
風量調整 | 3段階 |
適用畳数 | 8畳 |
首振り | 左右(自動) 上下(手動) |
掃除 | 要ドライバー 羽根は取れない |
消費電力を33Wで計算すると電気代は以下のような感じ。
(こちらも「強」で33Wなので、弱風にするともっと電気代は安くなると思います)
1日の使用時間 | 30日間の電気代 |
---|---|
6時間 | 184.1円 |
8時間 | 245.5円 |
10時間 | 306.9円 |
12時間 | 368.3円 |
24時間 | 736.6円 |
山善「洗えるサーキュレーター」と比べると電気代が2倍弱高いです。
2023年12月現在、本体価格差が6,400円ほどなので、もし24時間強風で回し続けた場合、9ヶ月くらい使うと山善「洗えるサーキュレーター」の方がおトクになります。



本当は弱風での比較表も作りたかったんですが、調べても弱風の消費電力データが出てきませんでした…
我が家のサーキュレーターの使い方





最後に我が家でのサーキュレーターの使い方を紹介します!
我が家ではサーキュレーターの首振り機能を使わず、一定方向に風を送って部屋の空気を循環させています。


こういった感じで、ずっと同じ方向に風を送り続けることで、部屋の空気がスムーズに循環できるみたいです。
また、冬は加湿器と組み合わせて使っています。





こうすると湿気が一箇所に溜まらず、部屋全体をまんべんなく加湿できます!
楽しいグリーンライフをお送りください!


ということで、この記事では山善 洗えるサーキュレーター(YAR-DDW152)のレビューをお届けしました!
観葉植物を育てている人にぴったりな商品なので、ぜひ皆さん使ってみてください。
今回は以上となります!



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