何度も観葉植物を買っては、毎回枯らしたり腐らせたりする植物破壊神よ、静まりたまえ!!
私も昔はわけも分からず元気に破壊神してましたが、今では100株以上の植物をお家で育てるようになりました。
この記事では、以前の私のような植物破壊神を静まらせるために、観葉植物の育て方の基本を解説していきます。
観葉植物を育てる5種類のお世話方法を紹介していくので、植物を上手に育てたい方はぜひご覧ください!
このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らすデザイナーが運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
まずは植物に適した場所に置こう
毎日のお世話の前に、まずは観葉植物が育つのに適した場所に置くことが大切です。
いくら大切にお世話しても、合っていない環境に置いていると弱ってしまいます…
観葉植物を置く場所で重要になってくるのが、下記の4つの要素です。
- 光
- 風通し
- 温度
- 湿度
観葉植物に適した環境の目安としては、下記のような感じになります。
- 光:明るい日陰くらいの光量の場所
- 風通し:そよ風が通るくらいの場所
- 温度:最低温度が10℃を下回らないくらいの場所
- 湿度:50~60%を下回らないくらいの場所
光が足りない場合は植物用LEDを設置したり、風が通らない場合はサーキュレーターを設置したりなど、足りない要素を補ってあげる必要があります。
ただ、超やっかいなことに全部の植物に適した最強の環境というものはありません…。
品種によっては上記に当てはまらない場合もあるので、観葉植物を育てる際は「〇〇(品種名) 日当たり」とか「〇〇(品種名) 温度」といった感じで検索してみてください。
植物は結構わがまま。
だがそこがかわいい。
5種類の観葉植物お世話ルーティン
続いて観葉植物のお世話ルーティンを解説していきます!
今回解説するのは下記の5種類です。
- 水やり
- 葉水
- 肥料・活力剤を与える
- 剪定
- 植え替え
この5つが観葉植物を育てる上での基本的なルーティンになります。
それぞれのポイントなどを詳しく解説していきますね。
水やり
- 頻度:土が乾いたら
- 水の量:鉢底から水が溢れるくらい
水やりのポイントは、土が乾いてから水をあげるという点です。
「枯れないために毎日水やりをしよう」と思っている人もいるかもしれませんが、水をあげすぎてしまうと根っこが腐って枯れてしまう可能性が高いです。
毎日水やりをするのは、365日毎日雨が降っているのと同じです。
基本的には、しっかり土が乾いたのを確認してから次の水やりをするようにしましょう。
根腐れをさせてしまうのが怖い方はサスティーというアイテムを使うのもおすすめです。
サスティーは土が乾くと色が変わるので、水やりタイミングがわかりやすくなります。
葉水
- 頻度:できれば毎日
- 水の量:葉っぱの表裏がびちゃびちゃになる位
葉水は、霧吹きなどで葉っぱに水をかけるお手入れ方法です。
葉っぱの表だけでなく、裏にもかけてあげましょう。
葉水には下記のような目的があります!
- 乾燥を防ぐ
- 葉っぱの汚れを落とす
- 防虫
- 蒸散を促す(成長が促進される)
水やりと違い、基本的に葉水は毎日してOKです。
ただし、梅雨などの乾きにくい時期や部屋の温度が10℃を切るような場合は水が残って染みになってしまうこともあるので、水の量を少なめにしたり、晴れた日にだけ葉水をするなどの調整をしてあげましょう。
ちなみに、細かい霧が出る「ミスト霧吹き」がおすすめです!
肥料・活力剤を与える
- 頻度:生育期(春~秋)に週1回くらい
- 肥料・活力剤の量:説明書の倍率を守る(濃過ぎはNGだが、薄めるのはOK)
植物を元気に育てるためには肥料や活力剤も欠かせません。
- 肥料:窒素・リン酸・カリウムが規定量以上含まれている。
- 活力剤:上記の三大要素が規定量より少ないが、鉄分やカルシウムなどの微量栄養素が含まれている。
肥料や活力剤は春~秋の生育が活発な時期に与えましょう。
冬は観葉植物が休眠していることが多いので、与えてしまうとかえって弱ってしまうことがあります。
(冬でも室温が15~25℃をキープできる環境なら与えてもOKです)
生育期に週1回ずつ「液肥→活力剤→液肥→活力剤…」といった感じで、交互に与えると元気に育てられますよ!
肥料には液体タイプと固形タイプがあり、与え方もいくつかあります。
- 元肥:植え替えのときに土に肥料を混ぜておく
- 置肥:固形肥料を土の上に置く
- 液肥:液体肥料を水やりの要領で与える
- 葉面散布:薄めた液体肥料を葉水の要領で与える
詳しくは下記の記事をお読みください!
剪定
- 頻度:1~3年に1度
- 適した時期:生育期(春~初夏くらいがベスト)
- 切る場所:成長点の少し上あたり
観葉植物をキレイで健康的に育てるためには定期的な剪定も必要です。
剪定には下記のような目的があります!
- 形を整える
- 次に出る芽のコントロール(切る場所によって次の芽が出る場所を変えられる)
- 枝や茎の隙間を空ける(風通しの確保)
剪定をする時期は生育期の春~初夏くらいがベストです。
寒い時期や真夏の暑さが厳しすぎる時期は、剪定をすると弱ってしまうことがあります。
剪定する場所は、基本的に成長点の少し上あたりを狙って切ってあげましょう。
植物によって結構違いがあるので念のため事前に調べてくださいね。
植物によっては切った枝を挿し木で増やせたりするので、楽しいですよ!
植え替え
- 頻度:1~3年に1度
- 適した時期:生育期(春~初夏くらいがベスト)
鉢に植えられている植物は定期的に植え替えが必要です。
- 新しい土に入れ替える
- 鉢を植物にあったサイズに変える
頻度は植物の成長速度にもよりますが、1~3年に1度くらい。
植え替えのタイミングも成長期の春~初夏くらいがベストです。
植え替えのやり方や必要アイテムについては下記の記事で超詳しく書いたので、ぜひ読んでみてください!
楽しいグリーンライフをお送りください!
この記事では観葉植物のお世話方法について解説してきました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
ブックマークして後で読み返せるようにしておくと便利だと思います!
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