切れかけていた植物育成ライトがついに点かなくなったので、「切れちゃったし仕方ないよね(満面の笑み)」という感じで、ずっと我慢してたBRIM SOLというライトを購入しました。

実際使ってみていい感じだったので、レビューを書いていきます!
BRIM SOLの基本情報
消費電力 | 24W |
照度(素子より40cm) | 43,500Lx |
PPFD(素子より40cm) | 700 |
重さ | 298g |
サイズ | 12.5×9.4cm |
定格寿命 | 30,000h |
色温度 | 5,800K(白色系) |
波長 | フルスペクトル |
以下の点を詳しく解説していくので、BRIM SOLを検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
- BRIM SOLはこんな人におすすめ!
- BRIM SOLのメリット・デメリット
- 1ヶ月の電気代
- HaruDesign GL-Aとの比較



このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らす夫婦(デザイナー妻とライターの夫)が運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
BRIM SOL 24Wはこんな人におすすめ!


- 植物育成ライトを初めて使う人
- 明るくて安い植物育成ライトを探している人
- インテリアに馴染む育成ライトを探している人
- 室内で多肉植物や塊根植物を育てたい人
- 天井からライトを吊して観葉植物を育てたい人
BRIM SOL 24Wのメリット


- 十分な明るさ
- どんなインテリアにも合わせやすい
- お値段が安い
十分な明るさ
まず植物育成ライトでいちばん重要な明るさについて!
結論からいうと、BRIM SOLは植物を育てるのに十分な明るさです。



直視するのが危険なレベル


スペック的な数値でいうと、40cmの距離で照度は39,600Lx、PPFDは656らしいです。



照度(ルクスやルーメン)は人間が感じる明るさ、PPFDは植物が感じる明るさを指します!
- 観葉植物:10~500程度
- 多肉植物、塊根植物:500以上
むしろ近くに置きすぎると観葉植物の場合は葉焼けしてしまう可能性があるので注意しましょう。



我が家では50~60cm離して観葉植物に当てて来ます!
どんなインテリアにも合わせやすい
植物ってインテリアの一部でもあるので、ライトの見た目にもこだわりたい人は多いんじゃないでしょうか?
育成ライトって植物を育てることに重点を置きすぎて、つけると部屋が一気に「植物研究所」みたいな雰囲気になっちゃうやつがあるんですよね…。
(うちにも1箇所あります)





これもこれで良いけど、もっとおしゃれにしたいよね…
その点、BRIM SOLはインテリアに馴染みやすい見た目もメリット。


照らし方も植物の上からスポットライトのように光を当ててくれるので、家の中が一気におしゃれになります。



壁掛けのビカクシダとかは、美術館の絵画みたいに照らせますよ~!!


ちなみに本体カラーが白いバージョンのBRIM LUNAもあり、ライトの色も白色系と暖色系で選べます。
ちょっとややこしいのでラインナップを表にまとめました。
本体の色 | 光の色 | |
---|---|---|
SOL 5800K | 黒 | 白色 |
SOL 4000K | 黒 | 暖色 |
LUNA 5800K | 白 | 白色 |
LUNA 4000K | 白 | 暖色 |
植物育成ライトって「黒ボディで白色の光」っていうものがめちゃくちゃ多いんですが、このシリーズならボディと光の組み合わせの自由度が高いので、どんなインテリアでも合わせやすいですよね。
お値段が安い
そしてBRIM SOLの大きなメリットは価格の安さ!
次期にもよりますが、大体3000円台で買うことができます。
(2024年11月現在は3200円ほど)
アマテラスやツクヨミなどの高級育成ライトは1万円くらい、上位機種のBRIM COSMOは5000円くらいなので、初めて植物育成ライトを買う方にも手を出しやすい価格です。


この価格でこのスペックを実現している商品はなかなかありません。



対抗馬としてHaruDesignのGL-Aがありますが、どっちも我が家で使っているのでこの記事の後半で徹底比較します!


BRIM SOL 24Wのデメリット


- タイマー機能はない
- 使用中は熱くなる
- 別途ソケットなどが必要
タイマー機能はない
高輝度タイプの植物育成ライトに共通していえることですが、タイマー機能がない点は注意が必要です。
手動でオンオフするのが面倒な人はスマート電源タップなどを使いましょう。



我が家ではMerossというスマート電源タップと連携させて、毎日決まった時間にオンオフさせています。






使用中は熱くなる
これも高輝度ライトに共通していますが、使用中は熱くなります。



ずっと触ってると火傷するレベルです…!
なので、外すときはオフにしたあとしばらく時間が立ってから作業しましょう。
また、火事の危険もあるので、天井や壁からある程度離れた場所に設置してください。
別途ソケットなどが必要
BRIM SOLはライト単体での販売になるので、別途ソケット等が必要です。
口金のサイズはE26なので、それに合ったサイズのソケットを用意しましょう。



排熱的に笠がないタイプのソケットがいいと思います!
ちなみに我が家では、
- ソケット(共同照明 GT-GD-E26B-4)
- ダクトレール(szbritelightというメーカーの商品)
- 石こうピン(八幡ねじ)
を組み合わせて使っています。



石こうピンはダクトレールを天井に固定するために使っています!




ダクトレールの設置イメージとしては、下の画像のような感じ。
(実際のピンの針は3本です)


一応ピンを抜いて確認しましたが、小さい穴なので爪で押し込めば消えると思います。





我が家も賃貸ですが、賃貸の人は自己責任で使ってください!
BRIM SOL 24Wの電気代


「明るいと電気代も高いのでは?」という疑問にお答えして、電気代も計算しました!
BRIM SOLは24Wなので、30日間の電気代を表にまとめると以下のようになります。
1日の使用時間 | 30日間の電気代 |
---|---|
6時間 | 133.9円 |
8時間 | 178.6円 |
10時間 | 223.2円 |
12時間 | 267.84円 |
我が家は1日8時間使っているので、1ヶ月で約178.6円です。



結構安い!
HaruDesign GL-A 6Kとの比較


先程もチラっとかきましたが、BRIM SOLの対抗馬的な商品にHaruDesignのGL-Aというライトがあります。
我が家では2つとも使っているんですが、実際めちゃくちゃ似てるんですよね。



ということで、BRIM SOLとHaruDesign GL-Aを比較していきます!
- デザイン
- 重さ
- 明るさ
- 電気代
デザイン





ほぼ同じ!
左がBRIM SOL、右がHaruDesign GL-A 6Kですが、ぶっちゃけほぼ同じです。
口金の先端が黒か白かくらいの違いか無いように感じます。
商品名等の刻印部分は違うので、ちゃんと別の商品です。




価格もほぼ同じなので、パクリというわけではなく、多分同じ工場でOEM生産(他社工場での委託生産)しているんじゃないでしょうか?



アリババで調べてみたらそれっぽいのが見つかりました。(こちら)
ちなみにHaruDesign GL-Aは黒ボディのみですが、上位機種のGL-Xは白ボディもあります。
でも、GL-XはGL-Aに比べて値段が1000円くらい高めで、光の色も白色系のみです。
ややこしいので表にまとめました。
HaruDesign
価格 ※2023年11月現在 | 本体の色 | 光の色 | |
---|---|---|---|
GL-A 6K | 3000円台 | 黒 | 白色 |
GL-A 4K | 3000円台 | 黒 | 暖色 |
GL-X 6K | 4000円台 | 黒 or 白 | 白色のみ |
BRIM
価格 ※2023年11月現在 | 本体の色 | 光の色 | |
---|---|---|---|
SOL 5800K | 3000円台 | 黒 | 白色 |
SOL 4000K | 3000円台 | 黒 | 暖色 |
LUNA 5800K | 3000円台 | 白 | 白色 |
LUNA 4000K | 3000円台 | 白 | 暖色 |
本体と光の色の組み合わせに関しては、BRIMに軍配が上がりそうですね!
重さ



見た目はほぼ同じですが、重さは結構違います。
BRIMは274gくらい。


HaruDesignは377gくらい。


100g程度違うので、やっぱり中身は別の商品っぽいですね。
1個だけ吊るすなら大差ない範囲ですが、複数個のライトを1つのダクトレールに吊るす場合はBRIMのほうがいいと思います。
明るさ
それぞれのスペック的には以下の表のようになります。
BRIM SOL | HaruDesign GL-A | |
---|---|---|
照度 | 43,500Lx | 43,429Lx |
PPFD | 700 | 628 |
スペック的にはBRIM SOLの方が若干明るいみたいです。



実際に並べて光らせてみるとこんな感じ。


見た目的には明るさも色もほぼ一緒です。
GL-Aは広角レンズ付きのモデルがあるので、より広範囲を照らしたい場合はHaruDesignをおすすめします。
(うちのGL-Aは広角レンズ付きじゃないので比較写真出せないです。ごめんよ…)
電気代
電気代はBRIM SOLが24W、HaruDesign GL-Aが22Wなので以下のようになります。
1日の使用時間 | BRIM SOL 1ヶ月 | HaruDesign GL-A 1ヶ月 |
---|---|---|
6時間 | 133.9円 | 122.8円 |
8時間 | 178.6円 | 163.9円 |
10時間 | 223.2円 | 204.6円 |
12時間 | 267.84円 | 245.52円 |
本体価格は時期によって変わるのでなんとも言えませんが、ほぼ一緒くらい。



2023年11月現在、本体価格は数十円くらいしか変わりません。
GL-Aの方が電気代は安いので、安さ重視の人はGL-Aを選ぶのがおすすめです。
「BRIM SOL vs HaruDesign GL-A 6K」総評



ということでまとめました!
- インテリア性重視の人:お好みで
- 明るさ重視の人:BRIM SOL 24W
- 照射範囲重視の人:HaruDesign GL-A
- 軽さ重視の人:BRIM SOL 24W
- 安さ重視の人:HaruDesign GL-A
楽しいグリーンライフをお送りください!


ということで、この記事ではBRIM SOL 24Wのレビューをお届けしました!
植物育成ライト入門にもぴったりな商品なので、ぜひ皆さん使ってみてください。
今回は以上となります!



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