有機質・無機質の土とは?違いを解説|観葉植物の土選び

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最近、園芸界隈で「無機質の土」という言葉をよく聞くようになりました。

多分、ブーム(?)の発端は、熱帯植物栽培家として有名な杉山拓巳さん(通称「村長」)だと思います。

杉山拓巳さんはテレビにもよく出演していて、NHKの趣味の園芸などでもおなじみです。

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村長はYouTubeでめっちゃ無機質の土を推しています!

とはいえ、「無機質の土ってそもそも何…?」という人も多いのではないでしょうか。

でも「無機質の土とは」みたいな言葉で検索しても、ピンポイントで解説している情報が何故かあんまりないんですよね……。

ないなら私が書きましょう!ということで、この記事では、下記の疑問にお答えしていきます!

  • 有機質の土と無機質の土の違い
  • それぞれの見分け方
  • メリット・デメリット
  • どっちがおすすめ?
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記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!

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有機質の土と無機質の土の違いとは?

結論から言いますと、土の原料が違います

  • 有機質の土微生物に分解された植物などの有機物が原料。ふんわりしているので根が伸びやすい
  • 無機質の土鉱物や火山灰などの無機物が原料。硬いので根が伸びにくい代わりに強い根に育つ

それぞれの土の種類は以下のような感じです。

有機質の土の例

黒土、腐葉土、堆肥、ピートモス、ココチップ、ペレポスト、水苔など

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「黒土」は火山灰と腐敗した植物が混ざっている用土で、野菜の栽培や庭木を植える際によく使われます。

無機質の土の例

赤玉土、鹿沼土、軽石、日向土、パーライト、ゼオライト、バーミキュライト、川砂など

有機質の土と無機質の土の見分け方

「違いは分かったけど、自分が育ててる植物はどっちの土に植わってるんだろう?」という疑問にお答えします。

有機質の土の見た目

まず、有機質の土は下の画像のような「THE普通の土」という感じの見た目です。

黒っぽい部分が有機質の土です。白と黄色の粒は無機質の土。

お花屋さんやホームセンターなどで売られている植物は、有機質の土に植えられていることがほとんどです。

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後で詳しく書きますが、有機質の土のほうが早く大きく育つので、生産者さんにとって都合がいいそうです。

とはいえ、完全な有機質用土に植わっていることはそこまで多くなく、大体は水はけなどのバランスをよくするために少量の無機質用土が混ぜられています。

無機質の土の見た目

無機質の土は下の画像のように、つぶつぶした見た目が特徴です。

BANKS Collectionさんのbest soil mixという土。筆者はこの土がめっちゃ好き。

サイズごとに細粒・小粒・中粒・大粒の4つに分けて売られていることが多く、植物や鉢のサイズによって使い分けます。

ホームセンターや植物店などでは観葉植物よりも、サボテンや多肉植物に使われている場合が多いです。

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サボテンや多肉は水はけがいい土のほうが育てやすいので、無機質の土がよく使われます!

それぞれのメリット・デメリット

有機質・無機質の土のメリットとデメリットを比較していきましょう!

スクロールできます
メリットデメリット
有機質の土早く大きく育つ
保水力・保肥力が高い
土の劣化が早い
虫が湧きやすい
乾くのが遅い
無機質の土に比べて根っこが弱くなる
無機質の土コンパクトに育つ
虫が湧きにくい
水はけがいい
根っこが強くなる
育つのが遅い
大きく育てにくい
水やりの回数が多くなる
肥料切れになりやすい

有機質の土のメリット・デメリット

有機質の土の最大のメリットは早く大きく育つことです。

根っこと葉っぱは連動しているので、有機質の土はふかふかで根っこが伸びやすく、葉っぱも早く大きく育ちます。

その代わり、無機質の土に比べて弱い根・葉になってしまうのがデメリット

根っこが弱いと寒さに弱くなってしまうので、冬に葉先が枯れ込みやすくなったりします。

あと保水力・保肥力がある代わりに乾くのが遅いので、根腐れする可能性も無機質の土に比べて高いです。

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生産者さんは年中気温を保てる温室があって、水やりも上手いので、有機質の土がよく使われています。

無機質の土のメリット・デメリット

無機質の土の最大のメリットは根っこや葉っぱが丈夫に育つことです。

有機質の土に比べて無機質の土は硬いので、根っこが強くなり、それと連動して葉っぱもギュっと締まった感じになります。

また、水はけがいいので根腐れも起こりにくいのもメリットです。

無機質の土は、下の動画のように水が溜まりにくいので、根が呼吸しやすくなります。

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あと無機質の土は虫が湧きにくいのもメリットですね!

一方で無機質の土のデメリットとしては、育つスピードが遅いので、大きく育てるには時間がかかる点が挙げられます。

ちなみに、有機質の土から無機質の土に植え替えた後、小さくて色が濃い葉っぱが生えるので面白いですよ。
(下の画像参照)

有機質の土と無機質の土、どっちがおすすめ?

場合によって違うので、それぞれおすすめな人の例を挙げてみますね!

有機質の土がおすすめな人
  • 冬でもある程度の温度が保てる人(15~25℃くらい)
  • 植物を早く育てたい人
  • 植物を大きく育てたい人
無機質の土がおすすめな人
  • 冬に温度が確保できない人
  • 植物をコンパクトに育てたい人
  • よく植物を根腐れさせてしまう人
  • 虫が苦手な人

育つスピードや大きさ以外は無機質の土のほうがメリットが多いので、個人的には無機質の土の方が好きです。

もちろん人によって好みもありますし、環境によって合う土も変わるので、いろいろ実験してみるといいかもしれません。

我が家で使っている土

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我が家ではほぼ全ての植物を無機質の土に植えています。

うちだと、基本的にはプロトリーフの「観葉・多肉の土」を使っていて、大切に育てたい植物にはBANKSコレクションの「best soil mix」を使うことが多いです。
(値段がだいぶ違うので使い分けてます)

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それぞれのレビューも書いたので、よければぜひお読みください!

楽しいグリーンライフをお送りください!

この記事では有機質と無機質の土の違いについて解説してきました。

今回の記事を簡単にまとめると以下の通りです。

有機質と無機質の土の違い
  • 有機質の土:植物が分解された成分などが原料。ふんわりしているので根が伸びやすい。
  • 無機質の土:鉱物や火山灰などが原料。硬いので根が伸びにくい代わりに強い根に育つ。
スクロールできます
メリットデメリット
有機質の土早く大きく育つ
保水力・保肥力が高い
土の劣化が早い
虫が湧きやすい
乾くのが遅い
無機質の土に比べて根っこが弱くなる
無機質の土コンパクトに育つ
虫が湧きにくい
水はけがいい
根っこが強くなる
育つのが遅い
大きく育てにくい
水やりの回数が多くなる
肥料切れになりやすい
有機質の土がおすすめな人
  • 冬でもある程度の温度が保てる人(15~25℃くらい)
  • 植物を早く育てたい人
  • 植物を大きく育てたい人
無機質の土がおすすめな人
  • 冬に温度が確保できない人
  • 植物をコンパクトに育てたい人
  • よく植物を根腐れさせてしまう人
  • 虫が苦手な人
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