室内で植物を育てるときにぜひ使って欲しいのが「植物育成ライト」。
みどバード冬場の日照不足解消や、徒長を防いでくれる超便利アイテムです!
育成ライトにはパネル型やバー型などいくつか種類がありますが、個人的には下の写真のような「電球型(スポット型)」が一番光量が強くておすすめです。


ただ、この電球型、設置しようとすると、ちょっとハードルが高いんですよね……。
一般的には「ダクトレールで吊るす」か「クリップ型のソケットで挟む」の2択。
ダクトレールで吊るす


クリップ型のソケットで挟む


ダクトレールはDIYスキルが求められる感が凄いので、手軽に育成ライトを使いたい場合はクリップ型ソケットを選ぶ人が多いと思います。
でも、植物育成ライトメーカーが販売しているクリップソケットにはタイマー機能がついていないことがほとんど。
我が家ではこれまで「スマート電源タップ」を使って管理していましたが、これだと別途機器を買うコストがかかるし、設定もアプリ経由でちょっと手間なんですよね。





もっと手軽に、ソケット単体で完結するものはないのか…?
そう思ってAmazonをディグっていたら、発見しました。
「爬虫類用のライトソケット」です。
爬虫類用?と思うかもしれませんが、植物用ライトと相性がよさそうだったので、今回は検証レビューを書いていきます。
植物用ではなく「爬虫類用」を選ぶ理由
現状、植物育成ライトのメーカーが出しているソケットはシンプルなON/OFFスイッチのみのものが主流です。
我が家で愛用しているBRIMのソケットも質感は良いんですが、やはりタイマーはありません。


一方で、爬虫類の世界では温度管理やバスキング(日光浴)のために、時間管理がシビアなのか、ソケット自体にタイマーが付いている製品が多いらしい。
ということで今回筆者がAmazonで購入したのはこちら。





「DTZY爬虫類 ライト」という商品です。
DTZY 爬虫類ライトソケット使用レビュー
かなりしっかりした梱包と商品外観
「Amazonでよくある謎ブランド系かな…」と少し警戒していましたが、届いてびっくり。梱包がかなり丁寧です。


クリップ部分やソケット本体の作りもかなりしっかりしていて、安っぽさは感じません。





セットの中に暖色系のランプが2つ付属してきましたが、今回は植物育成ライトを使うのでこれは使いません。


ちゃんと光った
一番の懸念点だったのが「植物育成ライトがちゃんと点くのか」という点。
とりあえず手持ちの植物育成ライトを取り付けてみましたが、E26の口金なのでシンデレラフィットしました。


ソケットの深さもちょうどよく、電球の放熱部分を塞ぎすぎることもありません。
で、実際に点灯させてみると、しっかり光ります。


ややアームの保持力が弱いので、重い育成ライトだと若干垂れ下がりますが、まあ許容範囲内です。
今まで使っていたBRIMのソケットも垂れ下がるので、植物育成ライトメーカーのソケットと保持力はそこまで変わらないと思います。
肝心のタイマー機能はどう?
さて、本題のタイマー機能です。
コントローラーには「3H(3時間)」「6H(6時間)」「12H(12時間)」の表示があります。


実際に設定して数日間様子を見てみましたが、ちゃんと毎日同じ時間にオンオフが繰り返されました。
使い方はシンプルで、ボタンを押して時間をセットするだけ。



これで「毎日、決まった時間にオン・オフ」が自動化されます。
タイマー機能の注意点
かなり便利なタイマー機能ですが、スマート電源プラグなどとは違う仕様があるので注意が必要です。
このタイマーはセットした瞬間から計測が始まるという仕組みです。


例えば、「朝6時から12時間照射したい」という場合、 スマートプラグならアプリで「6:00 ON」「18:00 OFF」と設定すれば終わりですが、このソケットの場合は、実際に朝6時に起きて、そのタイミングでタイマーボタンを押す必要があります。
一度セットすれば翌日以降も同じサイクルで動きますが、もしコンセントを抜いたり停電があったりするとリセットされる点も注意が必要です。



1回コンセントから抜いちゃうと、また朝6時にセットし直す必要があります。
とはいえ、1回設置すればコンセントから抜くことはほとんどないと思うので、そこまで心配する必要はないと思います。
手軽にタイマー機能が使えるため、クリップ型ソケットとしては十分すぎる性能です。
ただ、タイマー機能はかなりいいんですが、次の章で解説する「調光機能」のせいで、あまりおすすめできないことが分かりました。
「調光機能付き」は使わないほうがいいかも


筆者が購入したソケット、なんと調光機能までついています。
植物育成ライトって基本的に出力MAXで使うことが多いですが、植物の種類によっては光量を落としたい時ってありますよね。



植物育成ライトのメーカーが出しているソケットは調光機能もないことがほとんどです。
植物用ソケットにはない機能ですが、この爬虫類用ソケットならコントローラーで3段階の明るさ調整が可能です。
「植物育成ライトでも調光機能使えるのかな?」と思ってたんですが、育成ライトの相性があるっぽくて、使えるものと使えないものがありました。
使えたもの
使えなかったもの
使えないものは、大きく分けて下記の2パターンでした。
- パターン1:一番弱くしたときにジラジラする
- パターン2:そもそも光が弱くならない
調光機能が使えない理由
なぜ使えるものと使えないものがあるのか調べてみたところ、爬虫類用や安価な調光器の多くは、「位相制御(トライアック)」という方式を使っているらしいです。
通常、電気は綺麗な波(正弦波)で送られてきますが、調光器はこの波の一部を「スパッ」とカットすることで、擬似的に電気の量を減らしているんだとか。
爬虫類用の白熱球にはその方式が使えるんですが、植物育成ライトのLEDとは相性が悪いみたいです。
- 白熱球:波がカットされても、フィラメントが冷めるまで時間がかかるので、なんとなく平均化されて「暗くなった」ように見える。
- LED:反応速度がものすごく速いため、波がカットされた瞬間を敏感に感じ取ってしまい、点滅(フリッカー)したり、回路が誤作動を起こしたりする。
調光機能に対応していないLEDだと、ライト寿命が短くなったり、故障するなどの危険性があるため、そのソケットでの調光機能の使用を控えたほうがいいらしいです。
光量MAX(100%)にして、単なるON/OFFタイマーとして使うなら波形がカットされず、故障等の危険性は低いらしいんですが、リスクがゼロというわけではありません。



調光ボタンを最大にしても調光をする内部回路は通るので、回路の仕様によっては「光量を最大にしておけば完全にただのソケットと同じになる」とは言えないようです。
この記事では調光機能付きのソケットを買ってしまいましたが、植物育成LEDに使う場合は、調光機能がないソケットを使うことをおすすめします。
「タイマー機能あり・調光機能なし」のソケットはあるの?


ということで、「タイマー機能はあるけど、調光機能がない」という条件をクリアするソケットがあるのか調べてみました。
結論からいうと、かなり少ないです。
Amazonで爬虫類用のソケットを調べてみると、筆者が見た範囲だとほとんど全て「調光機能とタイマー機能どっちも付いている」という商品でした。
2025年12月現在、調べた範囲で唯一「タイマー機能あり・調光機能なし」に当てはまったのが下記の商品。
ただ、他の爬虫類用ソケットと比べると値段が2倍くらい高いので、コスパの観点では微妙だと思います。
上記のソケットを買うのと、「普通のソケット+安価なスマートプラグ」の合計価格が大体一緒くらい。
オン・オフ設定の自由度を考えると「普通のソケット+安価なスマートプラグ」の方が自由度が圧倒的に高いのでおすすめです。



ちなみに我が家ではBRIMのソケットとMerossのスマートプラグを使っています。
BRIMソケット


Merossスマートプラグ


まとめ


ということで「爬虫類用のタイマー付きソケットに植物育成ライトは使えるのか?」という検証をしてきました。
もう一度結論を書くと、「調光機能がないソケットならありだけど、該当するものがほぼない」というのが現状です。
もし爬虫類用ソケットを植物育成ライトに使う場合はくれぐれも自己責任でお願いします。
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