ネットで「観葉植物 人気ランキング」と検索すると、「この順位、一体何を根拠に決めてるんだろう……」とちょっとモヤモヤすることありませんか?
みどバード私はよくあります。
調べてみたところ、ECサイトの売れ筋データをそのまま引っ張ってきただけのものが多いみたいで、なぜかフェイクグリーンが混ざっていたり、同じパキラが別々の商品として2箇所にランクインしていたりと、正直「本当に植物が好きな人が選んだランキング」とは言えないカオスなサイトもありました。



値段との兼ね合いもあるから「売れてる=愛されていて人気」とは限らないし、あとそもそも、その通販サイトで扱っていない植物はランキングに入りませんよね……。
「それなら、本当に植物を愛する人たちにアンケートをして、ガチのランキングを作ればいいんじゃないか?」
そう思い立ち、インスタグラム(フォロワーさん5万人超)にて、皆さんの「一番好きな観葉植物」を教えてもらうアンケートを実施しました!
集まった回答は、なんと合計604件。
今回は、2026年5月に実施したこの最新アンケートの結果をもとに、フォロワーさんがガチで選んだ人気ランキングを具体的な票数もすべて包み隠さずご紹介します!
ただし、観葉植物は種類ごとに流行り廃りがあるので、今回は「2026年の人気投票」として楽しんでいただければ幸いです。
ちなみに、このアンケートは今後も年に1回くらいのペースで定期的に実施して、順位がどう推移していくのか定点観測していきたいなと思っています。



このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らす夫婦(デザイナー妻とライターの夫)が運営しています。
サイト内の写真は我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
フォロワーさんに聞いた人気観葉植物トップ15





ということで早速ランキング結果をお見せします!!
| 順位 | 植物名 | 票数 |
|---|---|---|
| 15位 | ザミオクルカス | 9 |
| 15位 | フィカス・ベンガレンシス | 9 |
| 14位 | アンスリウム | 10 |
| 12位 | フィロデンドロン | 11 |
| 12位 | フィカス・ベンジャミンバロック | 11 |
| 10位 | ポトス | 12 |
| 10位 | アジアンタム | 12 |
| 9位 | アロカシア | 15 |
| 6位 | ガジュマル | 17 |
| 6位 | アグラオネマ | 17 |
| 6位 | カラテア | 17 |
| 5位 | パキラ | 18 |
| 4位 | フィカス・ウンベラータ | 20 |
| 3位 | ビカクシダ | 25 |
| 2位 | エバーフレッシュ | 40 |
| 1位 | モンステラ | 75 |
※下位(15位)から逆順に紹介しているため、同率順位の飛び方が一瞬不思議に見えるかもしれませんが、1位から逆算した通常の順位になっています。
上記のランクインした植物を、我が家で育てている実物の写真付きで紹介します。



アンケートに「好きな理由」を書いてくれた方も多いので、あわせて紹介していきますね!
15位 ザミオクルカス 9票


- ツヤツヤの黒い葉がかっこいい
- 購入から1年動かなかったけど突然新芽が4つ出てきた!
造花かと思うほどの圧倒的な光沢感と、インテリアを選ばないスタイリッシュさが魅力のザミオクルカス。



「ザミオクルカス・レイヴン」という品種は真っ黒でとにかくカッコいい!
成長のステップがおもしろくて、普段はほとんど変化がなく、何ヶ月も現状維持を続けるのんびり屋です。
でも、ひとたび成長スイッチが入ると、新しい芽が一気にタケノコのように伸びてくるという極端な二面性を持っています。
乾燥に非常に強く、少々放置気味に育てるくらいが丁度いいという、忙しい現代人の強い味方です。
15位 フィカス・ベンガレンシス 9票


- 白い幹がかっこかわいい
- 新芽ドリルを見るのが好き
- 丈夫で育てやすいのに見た目もおしゃれ
白い幹と鮮やかなグリーンのコントラストが美しく、どんな部屋も一瞬でカフェ風に変えてしまうインテリアグリーンの大定番。
上の写真は小さめの株ですが、ゴムの木の中でも特に丈夫なので、初めての大型観葉植物としても失敗が少ない優等生です。



とても強くてめったに葉っぱを落としません…!
14位 アンスリウム 10票




- 葉が美しい
- お花がかわいい
- お花が長持ちして好き
トロピカルな雰囲気満点で、エキゾチックな空間演出には欠かせない存在のアンスリウム。
長持ちするお花が人気ポイントではありますが、実は最近は葉っぱを楽しむアンスリウムも人気になっています。



実はお花に見える部分は花ではなく、苞(ほう)と呼ばれるもので、お花はその真ん中にある棒みたいなやつです。
12位 フィロデンドロン 11票


- 種類豊富でレア集め楽しい
- 強くて育てやすい!
世界中に数え切れないほどの品種が存在する、観葉植物界の一大派閥。
種類によってハンギングで垂らしたり、支柱を立てて登らせたりと仕立て方の自由度も高く、育てる人の好みに合わせて七変化する楽しさがあります。
コレクション性が非常に高いのも特徴で、少しマニアックな激レア品種を店頭やネットで探し回る楽しさもあり、一度ハマると抜け出せないディープな魅力です。
12位 フィカス・ベンジャミンバロック 11票


- 葉っぱが落ちやすい分、生き残った葉っぱへの愛着がすごい
- 葉っぱがくるくるで可愛い
- 見た目がかわいすぎる
くるくると強くカールした葉っぱがとにかく個性的で、まるでパーマをあてたような愛嬌のある姿が人気のゴムの木。
小ぶりなサイズでもしっかり主張してくれるため、インテリアの可愛いアクセントにぴったりです。
少し環境の変化に敏感で、置き場所を変えると機嫌を損ねて葉を落とすこともありますが、そのぶん環境に馴染んで新しい葉を茂らせてくれたときの愛おしさは格別。
10位 ポトス 12票


- とにかく育てやすい!
- いろんな種類があるのを愛でている
- 斑入りポトスがかわいい
言わずと知れた観葉植物のレジェンド。
驚異的な強靭さを持ち、水差しで簡単に増やせる手軽さも大きな魅力です。
定番でありながら奥が深く、ライムグリーンやマーブル模様、シックな斑入りなど驚くほど種類が多いため、ついつい別の品種にも手を出してコレクションしたくなります。
「まあ定番だよね~」と軽く扱いがちですが、長く付き合うほどにその魅力に気付かされる植物です。
10位 アジアンタム 12票


- ふわふわの涼しげな葉っぱがかわいい
- 育てにくいけど、逆にそれがいい!
繊細で細やかな葉が密集し、涼しげな木漏れ日のような癒やしを与えてくれるシダ植物。
水切れには少しデリケートな一面もありますが、こまめな霧吹きに応えていつでも綺麗なボリュームを保ってくれたときの達成感は凄まじいです。
水切れするとすぐにチリチリになるのでとにかく水を切らさないようにしてください。



私はすぐチリチリにさせちゃうので、アジアンタムと相性悪いです…
9位 アロカシア 15票


- ゼブリナ、ニンジャ、オドラなど色々な品種があって好き
- ちゃんと世話をすると芋や葉っぱの調子で分かるのがいい
- 葉脈がかっこいい
アロカシアは種類によってかなり違う姿をしている個性的な種類の植物です。
どちらかというとかっこいい系の種類が多く、葉脈マニアから厚く支持されています。



私がその葉脈マニアです。
育てる環境が合わないとすぐに葉っぱが垂れてくるので、育てるのは難しい部類ですが、その分見た目がカッコいいので結果オーライでしょう(?)。
6位 ガジュマル 17票


- 面白い樹形を見つけるのが楽しい
- 一回枯らしたからこそ思い入れがある
- 盆栽みたいでかっこいい
ガジュマルはぷっくりとしたタコ足のような独特の根っこがユニークな人気の観葉植物です。
二つとして同じ形がないので、お店で「どの子にしようかな」と自分だけの運命のひと鉢を探す段階からワクワクが止まりません。



もう持ってるのに樹形が違うからいっぱい買っちゃう。
かなり乾燥に強い植物なので、水やりを忘れがちな人にはぴったり。
ただ、逆に水が多いと根腐れしやすいため、しっかりと土が乾燥してから水をあげましょう。
6位 アグラオネマ 17票


- 葉っぱがカラフルで美しい
- ピンク系が好き
- とにかく模様がかっこいい
映画「レオン」の中で主人公が大切に育てていたことでも一躍有名になった観葉植物です。
模様が特徴的な植物で、カラフルなものから迷彩柄のかっこいいものまで、見た目はさまざま。
種類によってはかなり高額なので、マニアからの人気も高い植物です。



初心者さんはアグラオネマ・シルバークイーンが育てやすくておすすめです。


6位 カラテア 17票


- 葉っぱが個性的でいい
- 夜寝るのがかわいい
- 種類が豊富で集めるのが楽しい
- 毒がなくて猫にも安全
まるで絵の具で丁寧に描いたような、複雑でグラフィカルな葉模様が圧倒的な個性を放つ主役級グリーン。
「葉っぱの中に葉っぱの模様が描かれている」という、植物が植物の擬態をしている品種などもあり、「なぜそんなことをしているんだ…?」という疑問が止まりません。


さらにおもしろいのが、夜になると葉っぱをパタンと垂直に閉じて眠る「休眠運動」をすること。



朝と夜で葉っぱが開いたり閉じたりするので「いきてる~~~~」とテンションが上がります。
5位 パキラ 18票


- 新芽が赤ちゃんの手みたいで可愛い
- 最初に買ったから思い入れがある
美しい5枚の葉っぱが手のひらのように広がる、観葉植物の代表的存在、パキラ。
特に成長期にひょっこり顔を出す新芽は、まるで赤ちゃんの小さな手がゆっくり開いていくような健気さがあり、見るたびにキュンと癒やされます。
乾燥にも病気にも強くて成長も早いため、「観葉初心者向けの植物」と言われることも多いんですが、水をあげすぎると根腐れしやすいのでご注意ください。
4位 フィカス・ウンベラータ 20票


- 丸坊主にしても大丈夫で強い
- 挿し木で増やしやすい
- 成長が早くて観察するのが楽しい
フィカス・ウンベラータは、ハート型の大きな葉っぱがお部屋の印象をパッと明るくしてくれる、フィカスの代表的品種。
優しげでおしゃれな雰囲気に反して、生命力が強いので、初心者さんにもおすすめです。
冬に葉っぱが落ちたり、ハダニ駆除のために丸坊主に剪定することになっても、しばらくしたら葉っぱを出してくれます。
3位 ビカクシダ 25票


- 壁が埋まっても増やしちゃう
- アートだなと思う
- 出たての新葉が手みたいでかわいい
- 貯水葉ターン好き



ここからトップ3!
第3位は、ここ数年ブームになっているビカクシダ。
壁掛けや板付けスタイルで楽しむ、まるで「生きたインテリアアート」のような植物です。
トナカイの角みたいな「胞子葉」の格好よさはもちろん、株元を包み込むようにぐんぐん広がる「貯水葉」が育つターンは、毎日張り付いて観察したくなるほどのロマンが詰まっています。
ブームということもあり、かなり高額なマニア向け品種もあるので、コレクション性が高いのも魅力です。
2位 エバーフレッシュ 40票


- 風にそよぐ葉っぱが癒し
- 手がかかるけどそこが可愛い!
- 夜寝るのがかわいい
第2位は、ふわふわな葉っぱが魅力のエバーフレッシュ。
涼しげで繊細な葉っぱが風にそよぐ姿が、極上の癒やしをくれる人気の観葉植物です。
また、夜になると葉を閉じて眠る姿がたまらなくチャーミング。
昼間の葉っぱ


夜の葉っぱ


葉っぱが多い分、蒸散量が多くて水をたくさん吸うので、こまめに水やりをしてあげるのが、葉っぱを保つコツです。
1位 モンステラ 75票


- 置くだけでおしゃれになる
- 新葉が出るたび葉の切れ込みや穴の変化が楽しめる
- 斑入りモンスかっこいい!!
2位に大差をつけて圧倒的トップに輝いたのは、やっぱり観葉植物界の絶対王者・モンステラ!
置くだけでお部屋が南国リゾート風におしゃれになるのは、新しい葉っぱが出るたびに「今回はどんな切れ込みや穴の形かな?」と、まるでガチャを引くようなワクワク感が楽しめます。
その圧倒的な存在感と、育てる楽しさは、まさに「キング・オブ・観葉植物」といっても過言ではありません。



最近は白い部分がある斑入りモンステラも流行っています!
アンケートを集計して面白かったポイント





最後に、集計していて個人的に面白いと思ったポイントを書いていきます。
「品種」に票が集まる植物、集まらない植物
集計していて特に印象的だったのが、植物によって「品種名」で投票されるかどうかがハッキリ分かれたこと。
たとえばフィカス(ゴムの木)は、「ウンベラータ」「ベンガレンシス」「ベンジャミンバロック」という風に、具体的な品種を指定して投票してくれる人がすごく多かったんですよね。
一方で、カラテアやアグラオネマ、アンスリウムなどは、特定の品種というよりも「その植物のグループ全体」として票が綺麗にまとまっていました。



厳密には、ウンベラータなどの「原種」は「品種」と呼ばないんですが、ややこしいので今回は一般的に言われる「細かい種類」として「品種」という言葉を使っています。
- 原種:人間の手が加わっていない、大自然に元々自生している野生の植物のこと。 (例:フィカス・ウンベラータ、フィカス・ベンガレンシスなど)
- 品種(園芸品種): 人間が「見た目の美しさ」や「育てやすさ」を求めて、人工的な掛け合わせや突然変異から作り出したもの。 (例:ポトス・ライム、モンステラ・ホワイトタイガーなど)
フィカスはウンベラータやベンガレンシスなど、それ単体でお部屋の主役(シンボルツリー)になる「大型の木」として迎えられることが多いです。
そのため、お迎えする側も「ゴムの木を買った」ではなく「ウンベラータを買った」という認識になりやすいのかもしれません。
一方でカラテアやアグラオネマは、コンパクトサイズな株が多く、同じ種類をたくさんコレクションをしている人が多いため、どちらかというと「あのグループが全部好き!」という、ジャンルそのものへの愛着になりやすいのかなと思います。



同じ植物でも、ジャンルによって愛され方のニュアンスが違っておもしろかったです!
「育てやすい=好き」とは限らない!
以前に実施した「育てやすい観葉植物アンケート」の結果と見比べてみると、今回のランキングとは順位がぜんぜん違っていたのも興味深いポイントでした。
今回の結果を見て気付いたのは、「ちょっと手がかかる子ほど可愛い」という人が結構いること。
お世話が少し難しかったり、デリケートだったりする植物であっても、「そこが逆に愛おしい!」「苦労してキレイな姿を維持できたときの達成感がたまらない!」と熱い一票を投じてくれる方が本当に多くて、皆さんのディープな植物愛を感じました。



その気持ち、めっちゃ分かります!!!
「観葉植物」と「多肉・塊根植物」の意外な境界線
普段は一般的な観葉植物の情報をメインに発信していることもあってか、フォロワーさんの間ではアガベ(多肉植物)やパキポディウム(塊根植物)といったトレンド植物はそこまで票が伸びませんでした。



アガベは2票、パキポディウム・グラキリスは3票という結果に!
アガベ


パキポディウム・グラキリス


アガベもパキポも、めちゃくちゃブームな植物なので、もっと票が伸びると思っていました。
ただ面白いのが、同じように近年大ブームになっている「ビカクシダ」は、しっかり3位に食い込むほどの大人気だったんですよね。
同じトレンド植物でも、ビカクシダは観葉植物の延長として受け入れられやすい一方で、アガベや塊根植物は別ジャンルと感じる人が多いのかも。
思った以上に「観葉植物界隈」と「多肉・塊根植物界隈」の境界線って、パキッと分かれているのかもしれません。
楽しいグリーンライフをお過ごしください!


今回は、実際にアンケートをとった観葉植物人気ランキングをお届けしました。



アンケートにお答えいただいた皆さん、本当にありがとうございました!





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