寒さに強い観葉植物おすすめ15選|100鉢以上育てるマニアが解説!

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人生で一番不安になること、それは「観葉植物の冬越しができるか」ということですよね。

みどバード

めっちゃわかります…

室内向けの観葉植物は熱帯に自生している種類が大半なので、冬に枯れてしまうことが多いです。

なので、「できるだけ寒さに強い観葉植物ないかな~」と探している人も多いんじゃないでしょうか。

この記事では100株以上の植物を自宅で育てている筆者が、実際に育ててきた中でおすすめの寒さに強い観葉植物を紹介していきます。

植物の選び方や、冬に観葉植物を育てるときもポイントもあわせて解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

みどバード

このサイト(みどりのグリーン)は植物が好きすぎて自宅がジャングルになりかけているデザイナーが運営しています。
記事内の写真も我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!

我が家の植物たち
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寒さに強い観葉植物の選び方

葉っぱが厚く、根っこが太いものを選ぶ

葉っぱと根っこに注目すると、寒さに強い観葉植物の比較的簡単に見分けられます。

葉っぱが厚く、根っこが太い種類のほうが寒さに強いことが多いです。

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とはいえ、あくまで傾向なので、葉っぱが薄めでもある程度寒さに耐えるものもあったりします。

置き場所との相性を考える

植物を買うときは、置きたい場所との相性が大切です。

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室内でも窓辺や玄関など、場所によって日当たりや気温が異なりますよね。

室内に置く観葉植物を選ぶ上で、気にして欲しいのが下記のポイント。

環境に合った観葉植物を選ぶときのポイント
  1. 光の量:どのくらいの明るさが最適か
  2. 耐寒性:どのくらいまで寒さに耐えられるか

自分が置きたい場所の明るさや冬場の気温などを具体的に想像して、環境にあった植物を選びましょう。

寒さに強いおすすめ観葉植物

それでは筆者が実際に育てている中から、寒さに強いおすすめの観葉植物を15種類紹介していきます!

それぞれの植物で下記のポイントを書いているので、ぜひ参考にしてみてください。

最適な置き場所
耐寒性最低気温何℃まで耐えられるか
水やり生育時期(春~秋)の水やり
※冬は基本的に土がしっかり乾いてから水やり
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写真も全部わが家で育てている植物なので、あわせてお楽しみください!

モンステラ

明るい日陰
耐寒性8℃
水やり土の表面が乾いたら

超定番の観葉植物といえばモンステラ!

モンステラは葉っぱが厚く、根っこも太めなので、ある程度寒さに耐えてくれます。

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上の写真は白い部分がある斑入り(ふいり)の品種ですが、斑がない品種の方が寒さに強いです!

乾燥にもそこそこ強いので、水やりを忘れやすいズボラな方でも育てやすいと思います。

トックリラン(ノリナ)

明るい日陰~直射日光
耐寒性3℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

「トックリラン」「ノリナ」という名前で流通していますが、正式名称は「ボーカルネア・レクルバータ」というややこしい植物。

育ってくると徳利のような形になってくるのが特徴で、寒さにも乾燥にもかなり強く、観葉植物の中ではかなり育てやすい部類です。

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大きすぎる鉢に植えてしまうと、べちゃーっと広がったように育つので、徳利の形にしたい場合は鉢の大きさに注意してください

アイビー(ヘデラ)

真っ暗じゃなければどこでもOK
耐寒性0℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

とにかく育てやすさ重視ならアイビーもおすすめ!

耐寒性もあり、真っ暗でなければ日陰でも大丈夫。水切れにもかなり強いので、初心者でも安心です。

外でも育てられるくらい寒さに強く、「庭に植えたアイビーが育ちすぎて困ってる」という人がめっちゃ多いくらい、育てやすさには定評があります。

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庭に植えるとマジで取り返しがつかなくなることがあるので、本当に気をつけてください。

フィカス(ゴムの木)

明るい日陰~直射日光
耐寒性5℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

フィカスも種類が豊富ですが、比較的寒さに強いものが多いです。

木のような形に育つので、お部屋のシンボルツリーとしても人気があります。

白い部分がある斑入りの品種よりも、斑がない品種の方が耐寒性が高いので、置き場所の気温と相談して選んでみてください。

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ただし、フィカス・ウンベラータは結構寒さに弱いです…!

ガジュマル

明るい窓辺~直射日光
耐寒性3℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

初心者向け観葉植物としてよく名前が挙がるガジュマル。

10℃以下になると成長が鈍ってきますが、氷点下にならなければ耐えてくれることが多いです。

一方で、土がずっと湿っていると根腐れしやすくなってしまいます。

土がしっかり乾いてから水やりしてあげましょう。

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ちなみにガジュマルもフィカスの一種ですが、「ガジュマルはガジュマル」という風潮が強いので、別項目で紹介しました。

ストレリチア

明るい日陰
耐寒性5℃
水やり土の表面が乾いたら

ストレリチアは南国っぽい見た目なので寒さに弱そうに感じますが、意外と強いんです。

小さい苗を買ってきても、数年でかなり大きくなるので、置くスペースを考えてからお迎えしてあげましょう。

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小さく育てたい場合は鉢を小さめにして、根っこが伸びるスペースを制限してあげると、成長がゆっくりになります。

シェフレラ(カポック)

明るい窓辺~直射日光
耐寒性5℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

シェフレラは、屋外でも育てられるくらい寒さに強い植物です。

直射日光もOKですが、耐陰性もあるので室内でも元気に育ちます。

乾燥気味の環境にも適応できるので、過度に水やりを心配する必要はありませんが、根腐れには注意しましょう。

水はけがいい土を好むので、無機質の土がおすすめです!

テーブルヤシ

明るい窓辺
耐寒性5℃
水やり土の表面が乾いたら

ヤシ系は縦に大きくなる植物が多いんですが、テーブルヤシは大きくなりにくいのが特徴です。

南国風の見た目がめっちゃかわいいですよね。

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個人的にかなり好きで、毎日じっとりとした変態的な目で観察しています。

しかもかわいいだけでなく、寒さにも比較的強くて丈夫なので初心者にもおすすめです。

アグラオネマ・シルバークイーン

明るい日陰
耐寒性8℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

アグラオネマは、寒さに弱い種類が多いんですが、シルバークイーンはその中では比較的強め。

冬でも室内なら下葉が1~2枚黄色くなって落ちることはあっても、枯れずに春まで耐えてくれることが多いです。

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耐陰性もそこそこあって、暗い場所でも育てやすいですよ!

ソフォラ・リトルベイビー

明るい窓辺
耐寒性3℃
水やり土の表面が乾いたら

ソフォラ・リトルベイビーはギザギザした枝に小さな葉っぱが特徴的な植物です。

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「メルヘンの木」とも呼ばれますが、個人的には盆栽的なかっこよさも感じます。

日光が好きなため、程よい光がないと葉っぱがポロポロ落ちます。

一方で耐寒性は結構あるので、3℃くらいまでは大丈夫です。

ピレア・ペペロミオイデス

明るい日陰
耐寒性5℃
水やり土の表面が乾いたら

丸い葉っぱが特徴で、別名で「パンケーキプランツ」と呼ばれています。

葉っぱが放射状にぴょんぴょん伸びて、めっちゃかわいいんですよね。

葉が厚めなので、寒さや乾燥にもある程度強いです。

ちなみに子株が出てめっちゃ増やしやすく、友達にお裾分けしまくれることから、「フレンドシッププランツ」という別名もあります。

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我が家でもとんでもない速度で増えています…

ビカクシダ・ネザーランド

明るい窓辺
耐寒性0℃
水やり土や水苔の表面が乾いたら

ビカクシダは最近マニアの間でアツい植物。

根っこを守るように生える貯水葉と、ぴょーんと伸びて生える胞子葉の2種類の葉っぱがあるのが特徴です。

この2種類の葉っぱは規則正しく出るわけではなく、ある程度ランダム性があります。

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貯水葉ターンは比較的レアなので、何回か胞子葉を経てようやく貯水葉が出たときはめっちゃ脳汁出ます!

ビカクシダの中でもネザーランドはかなり寒さに強く、0℃位でも耐えてくれるので、寒い地域でも育てやすいです。

オルソフィツム・グルケニー

明るい日陰~直射日光
耐寒性5℃
水やり土の中心がしっかり乾いたら

オルソフィツムは少しマイナーな植物ですが、珍しい見た目なので植物マニアから結構人気があります。

乾燥や日陰にも強く、室内でも外でも育てやすいのが特徴です。

土がずっと濡れていると根腐れしやすいので、土がしっかり乾いてから水やりをしてあげましょう。

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乾燥にかなり強いのでズボラさん向け植物です!

チランジア・ウスネオイデス

明るい日陰
耐寒性0℃
水やり3~4日に1回

おしゃれ美容室に置いてありがちな植物No.1、ウスネオイデス。

ドライフラワーを飾るような部屋に合います。

観葉植物というよりもエアプランツというジャンルですが、室内インテリア向け植物なら絶対に外せません。

吊るすだけなので土もいらないですし、水やりは霧吹きでOKなので、かなり清潔。

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霧吹きで全体がびちゃびちゃに滴るくらいに水をあげればOKです。

水やり後に蒸れたままだと腐ってしまうことがあるので、風通しのいい場所に置いてあげましょう。

チランジア・キセログラフィカ

明るい日陰
耐寒性0℃
水やり3~4日に1回

キセログラフィカは「エアプランツの王様」とも呼ばれる植物。

乾燥に強く、土もいらないので育てやすいので、植物初心者さんにもおすすめです。

エアプランツの中では大型の種類ではありますが、成長はかなりゆっくりなので、実はそこまでスペースを圧迫しません。

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1年で2~3cmくらい大きくなる感じです。

冬に観葉植物を育てるときのポイント

基本的に室内で育てる

観葉植物は、熱帯に自生している種類が多いです。

寒さに強いと言っても日本の屋外だと枯れてしまうことがあるので、冬は室内で育ててあげましょう。

夜の窓辺付近は注意

室内でも窓辺付近は夜冷えます。

日中は窓辺で光に当ててあげてもOKですが、夜は室内側に寄せてあげたほうが安心です。

水やりは土がしっかり乾いてから

寒さで弱った植物は生育が緩やかになるので、水を吸うスピードが落ちます。

春~秋と同じペースで水やりをすると根腐れしやすいので、土がしっかり乾いてから水やりをしましょう。

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劣化した土だと乾きにくくなってしまうため、春~秋のうちに新しい土に植え替えてあげてください。

エアコンの風に注意する

エアコンの風はかなり乾燥しているので、植物に直接当てないようにしてください。

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暖かい風でも、直接当ててしまうと乾燥で傷んでしまうことが多いです…!

葉水は時間帯と気温に注意する

みどバード

葉水とは、霧吹きなどで葉っぱを湿らせるお世話方法です。

冬は乾燥するので、葉水が推奨されることが多いですが、時間帯と気温に注意しましょう。

具体的には、晴れた日の暖かい時間帯に葉水をしてあげてください。

寒い日に葉水をすると、冷えて逆に傷んでしまうことがあります。

また、冬は夜葉っぱに水滴が残っているとシミができやすいので、夕方でも濡れていたらティッシュなどで拭いてあげましょう。

防寒アイテムを使う

どうしても冬越しが不安な場合は、下記のような防寒アイテムを使ってあげるのもおすすめです。

防寒アイテムの例
  • 段ボール
  • 発泡スチロール
  • フルーツキャップ
  • ヒーターマット

植物は根っこで寒さを感じるので、鉢を保温してあげると冬越ししやすいです。

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段ボールや発泡スチロールの箱に入れてあげるだけでもある程度防寒できます。

超安全に冬越ししたいなら、ヒーターマットがめっちゃおすすめです。

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ヒーターマットを使うと、寒さに弱い品種でもほとんど痛まず冬越しできます!

楽しいグリーンライフをお送りください!

ということで、この記事では寒さに強いおすすめな観葉植物を紹介してきました。

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この記事を書いた人

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