「お部屋にグリーンを取り入れたいけど、すぐ枯らしちゃいそうで不安…」
「初心者でも簡単に育てられる観葉植物ってどれ?」
と思ったことはありませんか?

わかります!
私も最初はどの植物を選べばいいか悩みました。
我が家では現在、100鉢以上の植物がありますが、枯らしてしまった経験ももちろんあります。
でも、中には「え、こんなに簡単でいいの?」と思うくらい、手間いらずで元気に育ってくれる観葉植物もあるんです。
この記事では、インスタグラムのフォロワーさんへのアンケートや、筆者の実体験をもとに、下記について解説していきます。
- 育てやすい観葉植物の特徴
- フォロワーさんに聞いた育てやすい観葉植物ランキングTOP10
- 個人的に育てやすいと思った観葉植物7選
この記事を読めば、あなたにぴったりの育てやすい観葉植物が見つかるはずです!



このサイト(みどりのグリーン)は100株以上の植物と暮らす夫婦(デザイナー妻とライターの夫)が運営しています。
サイト内の写真は我が家で撮影したものなので、あわせてお楽しみください!
育てやすい観葉植物の特徴


- 寒さに強い
- 乾燥した空気に強い
- 水切れに強い
- 耐陰性がある



上記のような特徴がある植物は育てやすく感じる人が多いです!
寒さに強い
観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯が原産のため、日本の冬の寒さが苦手な種類が多いです。
しかし、中には比較的寒さに強く、特別な防寒対策をしなくても冬越しできる種類もあります。
- テーブルヤシ
- シェフレラ
- アイビー
- モンステラ
リビングなど、冬でもある程度の室温が保たれる場所であれば、元気に育ってくれるでしょう。
乾燥した空気に強い
観葉植物は熱帯雨林など、湿度が高い場所に自生している種類が多いんですが、一部の植物は乾燥している場所でも元気に育ってくれます。
- サンスベリア
- シェフレラ
- ガジュマル
- ザミオクルカス
こういった植物は、エアコンなどで空気が乾燥しがちな室内でも、葉がすぐにチリチリになったり元気がなくなったりしにくいため、管理がとても楽です。
水切れに強い
うっかり水やりを忘れてしまっても、すぐに枯れたりしないのが乾燥に強い植物のメリットです。
- パキラ
- サンスベリア
- ガジュマル
- ザミオクルカス
多肉植物のように葉や茎に水分を溜め込める種類や、もともと乾燥した地域に自生している種類がこれにあたります。
忙しくて頻繁に水やりができない方や、旅行などで家を空けることが多い方にも安心です。
耐陰性がある
「耐陰性(たいいんせい)がある」とは、日陰でもある程度耐えられる性質のことです。
観葉植物は基本的にレースカーテン越しの光くらいの強さを好みますが、種類によってはもっと暗い場所でも十分に育ちます。
- サンスベリア
- シェフレラ
- アイビー
- モンステラ
日当たりの良い場所が限られているお部屋でも、置き場所を選ばずに楽しめるのが魅力です。
フォロワーさんに聞いた育てやすい観葉植物トップ10


インスタグラムのアンケート機能を使って、フォロワーさんに「育てやすいと思った観葉植物」を聞いてみました。



たくさんの回答、ありがとうございました!
今回は200件ほどの回答が集まったんですが、その中で特に多かったものが下記の10種類。
順位 | 植物名 | 票数 |
---|---|---|
10位 | テーブルヤシ | 3 |
10位 | コーヒーの木 | 3 |
8位 | シンゴニウム | 4 |
7位 | パキラ | 7 |
6位 | シェフレラ | 11 |
6位 | ガジュマル | 11 |
4位 | サンスベリア | 17 |
3位 | フィカス | 21 |
2位 | モンステラ | 22 |
1位 | ポトス | 27 |



それぞれの植物のおすすめポイントを写真付きで解説します!
10位 テーブルヤシ 3票


コンパクトなサイズで、名前の通りテーブルにも置けるヤシの仲間。
比較的日陰にも強く、乾燥にもそれなりに強いので、管理しやすい植物です。
我が家でも育てていますが、耐陰性がめちゃくちゃあるので、ほぼ日が当たらない場所に置いていても元気に育ってくれます。



あと、ゆっくり育って大きくなりにくい点もおすすめポイントです。
10位(同率) コーヒーの木 3票


ツヤのある濃い緑色の葉が美しく、観葉植物としても人気があるコーヒーの木。
明るい日陰程度の場所を好み、強い直射日光を避ければ室内でも元気に育ちます。
水が足りなくなると葉っぱが丸まってくるので、水やりタイミングが分かりやすいです。



葉っぱが薄くて茎が細いのに、結構強くて驚きます。
8位 シンゴニウム 4票


矢じりのような形の葉が特徴のシンゴニウム。
暗めの場所もOKで、水やりも比較的簡単なため、育てやすいと感じる方が多いようです。



ずっと育てていると茎が伸びて傾きやすいので、定期的な仕立て直しが必要になります。
7位 パキラ 7票


パキラは乾燥に強く、水やりの頻度が少なくてもOKなところが育てやすいという人が多かったです。
生命力が強く、寒さにもある程度耐えてくれるので、初心者向けの定番になっています。



水が多すぎると根腐れしやすいので、土がしっかり乾いてから水やりをしてあげましょう。
6位 ガジュマル 11票


ユニークな見た目が魅力のガジュマル。
乾燥に非常に強く、多少水やりを忘れてもへこたれません。



むしろ水やりしすぎると根腐れしやすいので、注意してください!
日光が好きですが、レースのカーテン越しの光でも育ちます。
6位(同率) シェフレラ 11票


手のひらを広げたような葉が可愛らしい植物。



カポックとも呼ばれます
耐陰性があり、乾燥にも寒さにも比較的強く、非常に丈夫で育てやすい種類です。
4位 サンスベリア 17票


サンスベリアは多肉質の葉っぱのため、乾燥に非常に強く、水やりの回数が少なく済むのが最大のメリット。
多少暗い場所でも育つ耐陰性も持ち合わせています。



水やりは月1~2回程度でも問題ありません
3位 フィカス 21票


ゴムの木の仲間であるフィカス属には、ウンベラータやアルテシマ、ベンガレンシスなど人気の種類がたくさんあります。
基本的に丈夫で育てやすく、品種によって葉の形や色が異なるため、コレクションするのも楽しいです。
葉っぱが厚い品種の方が、より丈夫な傾向があるので、選ぶ時の目安にしてみてください。



フィカス・ティネケとかフィカス・ジンとかが育てやすい印象あります!
2位 モンステラ 22票


特徴的な切れ込みのある葉が大人気のモンステラ。
暗めの日陰でも育ち、比較的乾燥にも強いため、管理がしやすいと感じる方が多いようです。
成長も旺盛で、育てがいがあります。



うちは斑入りモンステラを育てていますが、普通のモンステラの方が強健です!
1位 ポトス 27票





堂々の1位はポトスでした!
ポトスは「育てやすい観葉植物の代表格」と言っても過言ではありません。
つる性で、ハンギングにしたり棚から垂らしたりと飾り方も多様。
乾燥に強く、明るい日陰でも育ち、水挿しで簡単に増やすこともできます。
ライムグリーンや斑入りなど、葉のバリエーションも豊富です。
個人的に育てやすいと思った観葉植物


ランキングには入っていませんでしたが、筆者が個人的に「これは育てやすい!」と感じている観葉植物もいくつかご紹介します。
ヒメモンステラ


モンステラに似た見た目ですが、より小型で葉の切れ込みも少ないのが特徴。
モンステラ同様、非常に丈夫で育てやすいです。



寒さには少し弱めなので、冬は暖かい場所に置いてあげてください。
成長が早く、剪定した茎から簡単に増やせます。


アスパラガス・プルモーサス・ナナス


ふわふわとした繊細な葉が魅力ですが、見た目に反してかなり丈夫。
置き場所は明るい日陰でも直射日光でもOKで、乾燥にも比較的強いです。
成長するとつるが伸びてきます。
ビカクシダ・ ネザーランド


ビカクシダはコウモリランとも呼ばれるシダ植物の一種。



貯水葉(ちょすいよう)と胞子葉(ほうしよう)という二種類の葉っぱが特徴です。
ネザーランドは普及種で、比較的寒さや乾燥に強く、育てやすい品種です。
0℃近くまで耐えられるので、室内育成ならよっぽどのことがない限り、寒さで枯れることはないと思います。
ピレア・ペペロミオイデス


丸いパンケーキのような葉が可愛らしい人気の植物。
暗い場所や寒さに強く、適当な管理でも枯れることがほとんどありません。
子株がたくさん出てきて増やすのも簡単です。
ザミオクルカス・レイブン


艶のある黒い葉がシックでかっこいい品種。
ザミオクルカス自体が非常に乾燥に強く、水やり頻度が少なくても大丈夫なので、管理が楽です。



成長はゆっくりめ。
ストレリチア


「極楽鳥花」としても知られるストレリチア。
スタイリッシュなストレリチア・レギネや、どっしりとしたストレリチア・オーガスタなどがあります。
乾燥や暑さに強く、日光を好みますが、明るい室内でも育ちます。



寒さに強いのも育てやすいポイントです!
オルソフィツム・グルケニー


パイナップルの仲間(アナナス類)で、硬く縞模様の入った葉が特徴的。
非常に乾燥に強く、水やりは月に数回程度でも大丈夫なくらいです。
日光が好きですが、明るい室内でも十分育ちます。
楽しいグリーンライフをお送りください!


今回は、育てやすい観葉植物の特徴と、アンケートに基づいたランキング、そして個人的におすすめの品種をご紹介しました。
育てやすい観葉植物は、管理に手間がかからないだけでなく、「植物を育てる楽しさ」や「元気に育ってくれる喜び」を感じやすいのが一番の魅力だと思います。



皆さんの観葉植物選びの参考になったら嬉しいです!



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